marantzからUSB-DAC機能付きのSACDプレーヤー「SA8005」が来年1月に発売になるそうで。
型番から分かる通り、SA8004の後継モデルですが、SA8004の100,000円からだいぶ値上がりして135,975円とのこと。
SA8004はモデル末期ということもあり、実売価格は6万円代前半になってますから実質的な価格差はさらに大きいかも。
PCオーディオこそ多少は盛り上がってますが、この時期に光学メディアのプレーヤーはなかなか売れないでしょうし仕方ないところもあるでしょうね。
そうした側面を受けて、というわけでもないでしょうが、USB-DAC側を強化してきたのが今回のモデルの大きな特徴の一つのようです。
DACチップ自体はこれまで通りCS4398ですが、24bit/192kHzまでのPCM、5.6MHzのDSDネイティブ再生に対応しています。
その分、Windowsではドライバーのインストールが必要になっていますが、Macのほうは標準ドライバーで動作するそうです。
また単純なハイレゾ対応強化だけでなく、最近マランツが積極的に取り組んでいる「デジタル・アイソレーションシステム」も搭載しています。
信号ラインだけでなくアースも含め、アイソレーションをしっかりやってノイズ低減を狙っています。
光学ドライブ側からの入力に関してもこれに乗じる形になってるようで、この部分がコストアップの主な部分でもあるのでしょう。
なお、USB入力以外にも同軸/光デジタル入力が用意されているのも地味にうれしい点だと思います。
ただやはり価格上昇がどうしても気になるところです。
SA8004との価格差もさることながら、上位モデルのSA-15S2も実売で10万円を切ってるところがありますからねぇ。
DSD対応という部分に価値を高く見出すのか、それともSACD再生に重きを置くか、というところでしょうか。
そもそもちょっと機種が多すぎるのかなぁという気もしますが、そこは今後整理されていくのかもしれません。
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