Mark Levinsonからレコードプレーヤー「No5105」が12月発売予定だそうで。
No515というモデルがちょっと前に出たんですが、残念ながらもう生産終了だったのですね。
アレはモーター部が分離した構造でしたが、今回のはシンプルなモーター一体型筐体の外掛けベルトドライブになっています。
その分、お値段は65万円(税別)とそこそこ手が届きそうな感じになっています。
全体の重さはむしろ515より重くなって、34kgとなかなかの重量級なのも個人的には面白そうだなと。
プラッターは515の9kgから6.35kgに減っていますし、ベルトもシンプルな1本掛け(515は3本)ですので、下位モデルではあるのでしょうけれど。
あと、若干プーリー部分の精度や振動伝達がこれで大丈夫かなぁという印象はありますけどね。
トーンアームはあえて標準搭載とし、出力端子もRCAのみと背伸びしすぎない仕様も悪くないと思います。
普通に筐体背面に端子がありますから、水平を安定的に維持するにはあんまり重いケーブルを装着しづらいかなぁとは思いますけど。
あと一歩、この機種でなくては!という特徴がない印象はありますが、現行モデルとしてはなかなか良い選択肢になるのではないでしょうか。
また、マークレビンソンからは話がそれてしまいますが、ハーマンから参考出品でARCAMの各種モデルが展示されていたとのこと。
以前はデノンラボが取り扱っていましたけど、しばらく日本での取り扱いが途切れていたと思いますし、こちらも再投入されたら面白いかなと思います。
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