MacBSの日常生活的日記

MCトランスを検討

今年はアナログレコードの年になった我が家ですが、唯一の欠点がMMカートリッジ一辺倒なところです。

当初はONKYOの古いプリアンプからスタートして、途中、素人修理もしたんですけどやっぱりどうも不調で、その後に入手したTHORENSのフォノイコライザーがMM専用だったので、MCカートリッジに手を伸ばさずにきたわけです。
来年はフォノ以外の部分の強化を考えていますけど、やっぱりMCカートリッジの誘惑もあり、まずは再生可能な環境から考えてみることにしました。
MCカートリッジを使うためには大きく分けて3つの方法があるでしょう。
一つは高出力型MCカートリッジをMM用のフォノイコライザーで使う方法、2つめはMCヘッドアンプ(あるいはハイゲインフォノイコライザー)、そして3つめが今回検討するMCトランスの導入です。

普段ならあっさり中古を探すんですが、意外とこれが高価に推移していて手頃なものが見当たりません。
幸い、現行製品も結構あるようなので、これを調べてみることに。
そうは言っても高価なものは無理ですから、定番で言うとortofonのST-5辺りが狙い所です。
MCカートリッジ自体も今はちょっと特殊なaudio-technicaのTT30Eのみですが、入手対象となるカートリッジもオルトフォンになる可能性は高いでしょうし、相性の点からも有力候補かなと。

また、詳細不明のShelterの電源タップが意外なほど優秀だったこともあって、ShelterのModel 411 TypeIIも気になる候補の一つです。
同社のカートリッジも面白そうですけど、高くて手が出ないですけどね。

他だとPhasemationのT-300も価格帯としては近いんですが、雑誌か何かで内部の写真を見かけたことがあって、ちょっとどうかなぁと。
この価格帯だったらどれも中身は似たようなものかもしれませんし、しっかり作る自信があるならLundahlとかで自作したら良いのかも。

あと、これを言ったら元も子もないんですが、しっかりしたMCトランスやヘッドアンプ内蔵のプリアンプを買ったほうが結局、システム全体に良くなるというのもあるんですよね。
最終的にどうなるかはまだ分かりませんけど、いずれにしても来年はその辺を狙ってみたいなと(思うだけ)思っています。

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