McIntoshからSACDプレーヤー「MCD350」が発表されているようです。
ステレオのみの対応で、USB入力などもなくかなりシンプルですが、逆にそれが良いかなと思って紹介してみることにしました。
CDプレーヤーも含め、光学ドライブを積んだプレーヤーというのはなかなか出しづらい時代になってきています。
良質なメカが手に入りづらいですし、配信のほうがよりハイレゾな音源を入手可能だったりしますからねぇ。
ただこれまでの資産を再生したい場合、SACDはリッピングも許されておらず、基本的にはやっぱり昔ながらのプレーヤーが必要になります。
どこかの雑誌だったか、見出しに「最後のCDプレーヤー選び」みたいなタイトルが載っていて、もうそんな感じだろうなぁと。
さてMCD350に話を戻しますと、お値段は4500ドルくらいだそうでマッキンだけにそうお安くはありません。
2倍速ドライブでバッファメモリにデータを貯め込むらしいので、ドライブもBlu-rayなどにも対応したものを流用している可能性も高そうです。
DACは32bit/192kHz対応でDSDもネイティブ対応っぽいですけど、チップの種類などの記載はないようです。
ヘッドフォン端子やデジタル入力もなく、デジタル出力に関しては24bit/192kHzとの記載がありますが、SACDはおそらく出力されないと推測されます。
国内発表はまだですが、あまり変わらないお値段で出るのであればマッキン好きの方には良い選択肢の一つになるのではないでしょうか。
修理対応などは国内メーカーのほうが安心できるとも思いますが、それだけ信頼をおけるメーカーは国内でも数社でしょうし、音の好みも含めて候補に入れてみる価値はありそうです。
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