MITのインターコネクトケーブル「EXp 1 MPC」を見つけたのでゲットしてみました。
本来だとケーブルに方向性や名称があるはずなんですがなかなか見当たらず、当初はプラグ形状とプラグ上の表記から推測しました。
プラグには片方に「MIT MPC Plus」という記載があって、これはMITの特許技術のMulti Pole Connector systemを搭載しているという証です。
なお、その後、ケーブル上に方向性と「SL-INT-250」という導体の表記を見つけて確定しました。
MPCを積んだプラグが機器側だそうなので、そういう接続でCDP-557ESDにて試してみました。
一聴したところ、静寂感があってやや引っ込んだ音像ですが、奥行き感が出た気もします。
ただ、おとなしめに整う印象で、それまで使っていたMark Levinsonのケーブルと比べるとやや抜けは悪いかも。
MPCのおかげか、CDのギスギスしたところが消失するのはとても良く、非常に聴きやすくなるのですが、純度不足も同時に感じるところがあります。
Transparentとか、いわゆる「箱」付きのケーブルは「クセをなくすクセ」があると言われますが、まさにそんな傾向でしょうか。
機器のクセ自体も消えるので、ちょっと暴れ馬な機材に使うには良いのかもしれませんね。
ここで再度、Mark Levinsonに戻してみると、ソニーの硬さがそのまま戻ってきたのが一聴して分かります。
音も前に抜けて元気があるもので、古いケーブルながら、伸びやかで素直なケーブルなのだなと改めて感じました。
この後、ATOLLでも試してみましたがやはり同傾向で、残念ながら我が家ではMITの出番はなかったようです。
ついでに言うと、ATOLLは先日のハムノイズもあって、CHORD C-lineからACOUSTIC REVIVEのLINE-1.0R-tripleC-FMに戻しました。
今はどうやらHi-Fi向きに好みが寄ってる時期のようです。
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