MacBSの日常生活的日記

MOONDROP CHACONNE

MOONDROPのイヤホン「CHACONNNE」を追加してみました。

イントラコンカ型と呼ぶようですが、昔のウォークマンに付属していたようなオープンイヤー型と呼んだほうが私のような年代にはわかりやすいです。
個人的にはブログ初期の頃にお借りしたことがあるNW-STUDIOを思い出しますし、カナルにはない解放感があるのが魅力ですよね。
ただ装着感はかなり心配な部分で上手く装着しないと低音が抜けちゃうかなぁと。

ひとまずシリコンリングを付けた状態と外して素の状態(メーカーはイヤーパッド必須としてますが)で聴きましたが、シリコンリングがないとすぐに落ちてしまうし、低域も抜けてしまいます。
シリコンリングありでも低域はやはりちょっと物足りないところはあるのはカナル型に慣れてしまったからでしょう。
ただ最初に動作確認でHIFIMAN EF400で鳴らした時はそこまででもなかったので、アンプにもよるかもしれません。
CHORD Hugoでも鳴らしてみましたが、低域はあまり変わらず、中域の艶めかしさはグッと高まったので単に駆動力というわけでもないようですが。

左右の空間表現は良いですし、空間が広くて包容力みたいなものがあるのは素晴らしいです。
雰囲気はfinalのPiano Forteシリーズにも通じるものを感じます。

また噂通り、ピアノとボーカルが特筆もので、しっかりしていて生々しいです。
長く聴いても疲れないですし、小さめの音でも意外と音痩せしなくて良いです。

しばらくシャコンヌを聴いた後にカナル型代表としてqdc 3SH SEを聴いてみました。
帯域はやはりフラットで低域が出るんですが、こもって空気が詰まったような感覚があります。
スピーカーでいうとバスレフと後面開放型を比べているような気分といったところでしょうか。
qdcはそんなにハウジングを鳴かせる作りではないのにそれでも箱鳴り感を感じるくらいですから、ハウジングがシャコンヌは頑丈なのだと思います。

装着感はシリコンリングだけではまだ不満だったので、ネットで見かけたイヤーフックを探して装着してみたところ、劇的に改善されました。
低音はやや強くなる程度で音傾向自体はさほど大きくは変わらないですけど、むしろそのほうが好都合でしょう。
イヤーフックがあれば極論、シリコンリングなしでも落ちないはずです。
イヤーフックを外耳部分の内側(対輪とか舟状窩とか呼ぶらしい?)に添える感じなので、たぶんSサイズくらいで十分だと思われます。
またシャコンヌはリケーブルできないので、イヤーフックのゴムを伸ばしてイヤホン本体を通す感じで取り付けました。

コレをメインにするというのはかなり偏った感じになりそうですが、もう十分過ぎるほどイヤホンを所有されている方なら違う路線で聴いてみる価値は十分にある完成度のイヤホンかなと感じました。

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