JAMO Concert VIIを導入してからずっと周波数特性を測ってみたいと思いつつ、面倒で放置してあったのですが、ようやくMySpeakerをインストールして周波数特性を計測してみました。
スピーカーだけでなく、以前とは部屋も違いますし、プリアンプも違って、その辺りも含めて変なピークがあったりしないかと心配していましたが、かなり素直な特性ではないかと。
階下に低域が響くという問題はありますが、それは床の強度などの問題だけで、ルームアコースティック自体に問題があるわけではなさそうです。
ただ、弟にも指摘されていたんですが、やはり高域は少しだら下がりの傾向が見られるような気がします。
マイクやUSBオーディオなどの機材も計測用のものではありませんから、絶対的に信頼できるものではありませんけど、聴感上もそんな気はしていましたから。
そこでC-200Vに装備されているプレゼンスイコライザで8kHzを+2dB(間違えて100Hzも-3dBしたままだった)にすると、上のような測定結果に。
100Hzを絞るのは階下への配慮にも良いですし、全体的にかまぼこ傾向になりつつ、高域の冴えも出て、これはこれで良いかも。
感覚的には大編成のクラシックではプレゼンスイコライザ無しで、ポップス系では上記の設定をOnにすると良いかなと感じています。
参考までにDALI Royal Menuet IIで計測した時のデータを貼っておきますが、こうやって見ると、以前の部屋やセッティングはかなり悪かったようですね。
階下への響きに関してはまだ十分とは言えませんが、これは手前に敷いてある防音じゅうたんをスピーカーの下まで敷き込めば、だいぶ違ってくるのでしょうね。
ただ、それをやってしまうと音もだいぶ変わるでしょうし、なにより結構大変なので今のところは見送っています。
少し涼しくなったら、一度やってみても良いかなと思いますし、ウェルフロートなどを使ってみるのも面白いかもしれませんね。
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