OlasonicさんのNANOCOMPO第三弾、USB-DACの「NANO-D1」が本日発売になったようで。
少し前に試作機をお借りしましたので、その時のインプレッションはそちらの記事を読んでいただくとして、気になる実売価格は6万円台中盤のようです。
うちのはあくまでも試作機でしたけど、NANO-UA1、NANO-CD1と丁寧な製品づくりを重ねて、より洗練された仕上がりになった印象でした。
最近はDSDネイティブ対応の機種が多く出てますが、世に出ている音源の数や実質的にUSB入力のみとなることを考えると、PCMのみで良いかなと。
購入される方が気になるのはやっぱりヘッドフォンアンプの部分かなと思いますが、率直に言って歪みの少ない高品位なものでした。
ヘッドフォンアンプは意外とクセの強いものが多いんですけど、NANO-D1はOlasonicらしい素直なもので、現代的な音色を求める向きには大変良いものかと。
DigiFiの付録アンプのほうを私は聴いてないんですけど、NANO-D1のほうは残留ノイズはほとんどありませんし、さすがに格が違う出来だろうと思いますから、付録の感覚を参考にするのはやめて試聴されたほうが良いかと思います。
あとは今後の展開も気になりますが、NANOCOMPOの当初の発表時のラインナップはこんな感じでした。
DAC内蔵ステレオアンプ「NANO-UA1」(4/26発売)
CDトランスポート「NANO-CD1」(6/7発売)
D/Aコンバーター「NANO-D1」(7/26発売)
ステレオ・モノラル兼用アンプ「NANO-A1」
USBオーディオプロセッサー「NANO-U1」
CD1は少しズレがありますけど、基本的には26日に発売されていってるんですね。
#ちなみにNANO-CD1は動作音対策で遅れたのではないかと。(^^;
そうすると次はNANO-A1で9月末という予想になりますが、さてどうかな?
このラインナップ以外にもどんどん展開していってほしいですね。
TW-S7などで築いた出口周りも良いですし、個人的にはUSB-DDCやパワーサプライ、DAP(据え置きも含めて)などにも期待したいところです。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)