先日のLo-Dの自走式レコードクリーナーがあまりに良好なので、調子に乗ってNationalのレコードクリーナー「BH-661」もゲットしてみました。
ただしジャンク品だったので、この手の製品にありがちなベルトの伸びはもう覚悟の上です。
実際、届いた状態では単体では回転するものの、レコード盤を挟むと全く動かずでした。
早速開腹してみると、ベルトが2本使ってあり、特に捻って掛けてあるほうが伸びています。
実測で捻ってるほうが半折35mm、モーターからのが25mmといったところでしょうか。
直径に換算すると22mm、16mmくらいでしょうね。
千石電商だと16mmも22mmも売っていて、太さも0.95Tと1.2Tがありますから、今度出張に行った時に仕入れてこようかな。
なお通販も可能ですが、送料が432円掛かりますし、Lo-D用の予備やプレーヤー用のベルトもいっしょに仕入れたいところですし、特に急がないので来月末で良いかなと。
というわけでモーターからのほうはシャフトの固定部品を少し底上げし、捻ってるほうは輪ゴムで仮復旧です。
しかしもう一つ大きな問題が潜んでいたんですよね。
それがダストカバーが欠落してるという点でして、出品された写真にはこっちの側面が全く写ってなかったし、注記もなかったので気づきませんでした。
ジャンクだから仕方ないとはいえ、これがないとせっかく回収したゴミもそのまま盤面にばらまいてしまいますから、仕方なく養生テープでカバーの代わりです。
これで一応、置き台の上では回るようになってクリーニングもやってみましたが、クリーニング効果としては完全にLo-Dのほうが上です。
ブラシ自体はそう悪くないと思うので、やっぱり静電気防止機能にもゴミ吸着の効果があるのでしょうね。
あと、現状だとプレーヤーの上でうまく回ってくれないので使い勝手もよろしくありません。
とりあえずLo-Dに問題が発生した時の予備、といったところでしょうか。