PCオーディオ系のムック「Net Audio」の最新刊、vol.10が4/19に発売になるそうで。
今回の特集は「素晴らしきハイレゾ再生の世界」とのこと。
たしかに最近のオーディオ機器、特にPC周りのものはハイレゾ対応に注力していますし、実際聴いてもCD音源とは違いを感じることは多いです。
ただ、まだまだ実際の音源配信がかなり限定されているのと、今配信されているものの中にはCD並みのものをただアップサンプリングしただけとかという粗悪なものも多々あるのがねぇ。
それにDACチップ自体もハイレゾに特化されすぎるあまり、16bit/44.1kHzでは十分な性能が発揮できない印象のものも増えてきた気がするのがちょっと気になるところです。
そんな状況はムックも分かっているのか、綴込み付録で「超高音質DVD」が付いてきます。
DVD-ROMの中にはしっかりハイレゾ音源が収録されていて、今回は若手サックス奏者の橋爪亮督さんが率いる橋爪亮督グループによる新宿PIT INNでのライヴ音源が収録されています。
それも環境に配慮してか、24bit/192kHz、24bit/96kHz、DSD 1bit/2.8MHz、そして16bit/44.1kHzの4パターンがあって比較もできます。
さらに0円ダウンロードで先着1000名には桑原あいさんの音源ダウンロードもできるとのことです。
この他にも誌面では「”6畳間”で楽しむネットオーディオ」など、今のPCオーディオの気になるポイントを押さえた記事が載ってるようです。
ネットワークオーディオプレーヤーも一時期結構盛り上がりましたが、日本の住宅環境だとパソコンとオーディオの距離が近いケースも多いためか、イマイチ普及が進んでいない一面があります。
それ以外にもギャップレス再生への対応が遅れたりした部分もあったわけですけど。
私自身はどちらかと言うとUSB-DACのほうに興味が強いのですが、パソコンの負荷の影響を受けづらいという点ではネットワークオーディオプレーヤーのメリットもあるかと思うので、より完成度の高い製品が出揃ってくれば良いなぁと思います。
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