Nmodeから新しいプリメインアンプ「X-PM100」が10月に発売になりそうです。
お値段は480,000円(税抜)と結構な金額になりましたが、X-PM7の2倍容量の電源トランスを搭載し、サンプリング周波数も12MHzから20MHzに向上させ、そこの発振回路もジェネレーターになっているんだとか。
定格のパワーで見ると最大出力で17W+17W/8Ωと、かなり小規模ですけど、電源がしっかりした分、底力はかなり上がってるのではないかと。
それでも消費電力は25Wという省電力なのはエコで良いですね。
なお、サンプリング周波数上昇とトランスの向きが変わったこともあって、シールド板の追加やボリュームのシールド化など、ノイズ対策も強化されているそうです。
デジタルアンプはどうしてもこの辺りがスペックに出ない「デジタルアンプくささ」につながりがちですが、Nmodeさんは長く手がけていらっしゃるだけにそうした部分も良く分かった上で対策されてきたのだと思います。
また、細かいところですが、スピーカーターミナルがWBTになっていたり、筐体も(同社にしては)立派になっていて、高級感も価格なりにアップしてるように感じます。
こんな贅沢は許されないですけど、夏用の省電力アンプにNmodeを一台持ってみたいなと思うことが結構あります。
SHARPの頃の1bitデジタルアンプは結構しっかり聴いたことがありますが、最新のNmodeのサウンドも一度じっくりチェックしてみたいものです。