NuForceから上位ブランドのNuPrimeが立ち上がり、その第1弾としてUSB-DAC付きプリメインアンプ「IDA-16」が8/18発売だそうで。
ブランドとしてNuForceはずいぶん普及していると思いますし、低価格という印象もさほどないように思うのですが、ICONやCUBEなど普及価格帯を拡大しつつ、高級ブランドも維持していこうという意味合いでしょうか。
それにしても既発売のIA-18などがNuForceのままだと逆転現象が起きてしまいますが…。
そんな要らぬ心配はともかくとして、今回のモデルはDACチップにESS9018を採用し、USB接続で24bit/384kHzまでのPCM、5.6MHzまでのDSDに対応しています。
同軸や光も各2系統あって、逆にアナログは1系統のみのようですから、昔あったデジタルアンプといった感じですね。
アンプ段はIA-18と同じV3パワーアンプモジュールを採用しています。
NuForceらしく薄型でありつつ、最大出力は200W×2(8Ω)で、それを支えるのがアナログスイッチング電源のSMPSで、600kHzのスイッチング電源となっています。
なお、USBインターフェースにはXMOS、オペアンプはOPA2134だそうですが、このクラスでチップがうんぬんをセールスポイントにするのはちょっと違うかもしれませんね。
ES9018採用のDACとしてみてもコストパフォーマンスは高いと思いますが、NuPrimeを銘打つだけの差別化があるか、と言われるとちょっと弱いかと。
NuForceとの使い分けがどうなっていくのかが今度の鍵かもしれません。
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