チラッとNANOCOMPOのことを書いたタイミングでしたが、まさにジャストタイミングでOlasonicさんからNANOCOMPOの第一弾モデル「NANO-UA1」が正式発表(リンク先はPDF)されました。
発表当初のCDジャケットほどのサイズそのままにデザインはさらにすっきり上品になっている印象です。
スペックの詳細も出てきていて、26+26Wのデジタルアンプ、しかもUSB-DAC搭載という性能です。
アンプはTiのTPA3118を使ったものとのこと。
この石はよく知らない感じですけど、1.2MHzのスイッチング動作ということだそうです。
TW-S7などと同様、こちらのアンプもSCDSを採用していて、最大出力時も20Wの消費電力となっているのは世相にマッチしたアンプと言えそうですね。
ヘッドフォンアンプもオペアンプにOPA2132を使ってるそうで、こちらもしっかりしたもののようです。
なお、DACのIV変換部にもOPA2132は使われているようです。
そのDACにはPCM1792が採用されていますが、USBに関しては24bit/96kHz、同軸と光は24bit/192kHzという内容です。
なお、USBが96kHzなのはWindowsでドライバインストールを不要とするためのようです。
面白いのはデジタル入力が入力系のジッターを遮断する構造なのと、SRC-4392で24bit/192kHzにアップサンプリングされるあたりかな。
見た感じの雰囲気もA-H01や私も持っているUD-H01に似ている感じで、なんとなく親近感があります。
ただお値段はやや強気な感じで、現状では定価ベースながら73,500円と結構しっかりしたオーディオ価格で勝負してきました。
発売は4月下旬ということでまだ少し先ですが、自慢の完成度はぜひ体験してみたいなぁと思っているところです。
(3/30 11:30追記)
その後、試聴させていただく機会をいただきましたので、その時のレビュー記事へのリンクを載せておきます。
・Olasonic 訪問レビュー NANO-UA1編
・Olasonic NANO-UA1 レビュー 到着編
・Olasonic NANO-UA1 レビュー 音質編
・Olasonic NANO-UA1 レビュー ヘッドフォン編