MacBSの日常生活的日記

Olasonic TW-D77OPT レビュー 到着編

Olasonicさんから6月下旬発売のテレビ用高音質スピーカー「TW-D77OPT」を発売に先立って送っていただきました。

いつもはパッケージの写真は割愛することが多いのですが、この製品に限ってはこの箱に書いてあることが、導入のメリットを非常に良く表現していると思い、大切なことなので2回載せてみます。

OlasonicのTV用スピーカー全てに共通していることですが、とにかく「テレビの音がはっきり聴こえる!」というのが最大の魅力です。
どんどん大型化と低価格化が進む液晶テレビですが、やはりどこかにコストダウンと省スペースのしわ寄せは出てしまうもので、大抵の場合、それは「音」に影響していることが多いものです。
DSP技術などを駆使してあるので、「うちのテレビはそうでもないよ!?」とお思いの方も多いかもしれません。
しかし、やっぱりスピーカーはユニットのサイズとエンクロージャーの容積が物理的にある程度必要でして、Olasonicのたまごスピーカーたちを一度体験すると「こんなに違ったんだ!」と気づかされます。

テレビ用スピーカーとしては他社からも色々なタイプが出ていて、これらでも音を強化することはできますが、概して「おうちで映画館」みたいな方向性を目指しているものが多く、普通のニュース番組やバラエティを見るときにはちょっと大げさになってしまいがちです。
その点、Olasonicはどこかを強調するようなことがなく、まさに普段使いでテレビの音を強化してくれます。

OlasonicのTV用スピーカーは現行モデルで5モデルがありますが、ニューラインナップという意味では以下の3モデルとなります。

Olasonic TW-D9HDM
Olasonic TW-D77OPT
Olasonic TW-D6TV

今回のTW-D77OPTは、スピーカーユニットとしては上位モデルのTW-D9HDMと同等のものを採用しつつ、アンプ部はロングセラーモデル「TW-D7OPT」をリファインしたものです。
ちなみに上の写真の右側がTW-D6TVで、普段、自室のテレビで愛用しています。

3モデルの大きな違いはテレビとの接続方法と、それに伴って音量操作が異なってきます。
最上位のTW-D9HDMはオーディオ・リターン・チャンネルに対応したテレビとHDMIで接続することで、テレビ付属リモコンでの操作を実現しています。
今回のTW-D77OPTは基本的にはテレビの光デジタル出力と接続するため、本製品に付属のリモコンで音量を操作する形です。

なお、どのモデルにもステレオミニのアナログ入力が用意されていて、これをテレビのヘッドフォン端子とつなげば、テレビのリモコンで音量を調整可能です。
また本製品にはそのためのステレオミニ-ステレオミニのケーブルも付属していますし、光ファイバーケーブルも2mと長めのものが付属しています。

仮にアナログで接続する場合も、TW-D6TVはスピーカー内部にアンプが内蔵されており、その関係で少々ケーブル接続が煩雑になる傾向があります。
その点、TW-D77OPTはアンプ部が独立しているので、ケーブルの取り回しはしやすいと思います。
音質的には光デジタルが望ましいですが、テレビ側に光デジタル出力があるかどうかをチェックしておく必要があるのが注意点でしょう。

そうなってくると「どのスピーカーを選んだら良いの?」というのが気になってくるところでしょう。
テレビがどんどん大型化していくせいもあって、下の「悪い例」のようにテレビ台の幅がなくて、スピーカーを横に置くスペースがない、という方も多いのではないでしょうか。

上の写真は自室のテレビで、TW-D6TVを置くためにテレビを嵩上げして無理やり配置しているところにTW-D77OPTと置き換えたのですが、このセッティングでは本製品の実力をしっかり発揮させることはできませんでした。
TW-D77OPTの場合、スピーカーの間隔が最低70〜80cm程度あるのが望ましいように感じました。
32インチのテレビで横幅がだいたい70cm弱、40型で90cm弱ですから、このくらい以上のテレビの方にオススメかと。

さて肝心の音質ですが、ついつい色々見入ってしまってブログを書くのが遅くなってしまった、と言うのがいちばん分かりやすいでしょう。
音が良くなっただけで番組や動画までより楽しめるようになるのですから、それだけテレビでも音を軽視してはいけない、ということなのだと思います。
次回以降はリビングのテレビで普通のテレビ番組を視聴してみたり、自室ではPS3やパソコンにつないでYouTubeを楽しんでみたりした感想、そしてTW-D6TVとの比較など、複数回に渡って書いていきたいと考えています。

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