Olasonicさんのテレビ用高音質スピーカー「TW-D77OPT」をお借りして、今回はリビングのテレビで普通に放映されてたテレビ番組を視聴してみました。
自室で試さなかったのは前回書いたようにテレビ台の幅が確保できなかったのもありますが、自室のテレビに光デジタル出力がなかった、というのがいちばん大きな理由です。
側面にはアナログ入力も用意されていますが、やはりまずは光デジタル出力で試してみないと本領を発揮できませんからね。
自室でもPS3などと繋いで試そうと思っていますが、それはまた次回以降ということで。
前回も書いたとおり、2mとかなり長めの光ファイバーケーブルが付属していますし、スピーカーまでのケーブルも左右それぞれ1.5mとかなり長めなので、取り回しはしやすいです。
リビングのテレビ台もオーディオ機器で占拠されていたので、手前のテーブルに配置して使ってみました。
しかしこれがかえって良かったようで、スピーカーの間隔も80cmくらい取れましたし、テーブルがかなり頑丈なものなので、自室で聴いた時よりかなり音が良くなったように感じました。
音量も自室ではボリュームが結構上(ランプで5段階の4くらい)にしてもあまり音が大きくないように思ったのですが、リビングでは3くらいでも十分な音量に感じました。
ちなみにランプでは5段階ですが、ボタンを5,6回押すとランプが1つ増減する感じで、音量はボタンを押すごとに細かく調整することができます。
また、リモコンのボリュームボタンの間には「グルーヴボタン」というのが用意されていて、これを押すと一時的に音量を大きくすることができます。
ちょっと聞き取りづらいなと思ったり、ここは注目して聴きたいと思った時にサッとボリュームアップできて、なかなか便利です。
逆に普段押しておいて、CMの時に解除するという使い方もアリかもしれません。
さて前置きが長くなりましたが、ちょうど野球中継をやっていたので、まずはこれを見てみました。
正直、普段はスポーツニュースで結果を見るくらいで、野球にはあまり興味がないのですが、それでもなんとなく見入ってしまいました。
昔、球場に見に行ったことがありますが、その時のような臨場感があるからでしょうね。
むしろ球場に行っても聞こえない「ピッチャーが返球をキャッチする音」といったところまでしっかり聞き取れるので、ピッチャーやバッターなどの一挙手一投足から目が離せなくなる気分です。
次にチャンネルを変えてみると、「モヤモヤさまぁ〜ず2」をやっていたので、今度はこっちを見てみます。
まずいちばん感じたのが、あの番組で良く入る「パフッ」という効果音が全然違う点です。
また、ロケ先ということもあって多少聞き取りづらいケースも普段だとあるのですが、そういうところがテロップに頼らずしっかり聞けるようになりました。
それどころか、ロケ先の場所の臨場感(ビルの壁の反響とか)まで分かってしまうのは改めてスゴいなと思います。
番組を見ている感覚としても、普段のテレビ放映を見てる気分ではなく、DVD-BOXを観賞してるような、そんな気持ちの違いが出てくるように思います。
どちらもごく普通の番組で、仮にAVアンプやホームシアターを導入してあっても、あまり興味がない人ならテレビ内蔵スピーカーで済ましてしまうようなものだと思いますが、こういう場合でもしっかり仕事をしてくれるのがこのスピーカーの魅力ではないかと感じます。
基本的には光デジタル出力が望ましく、その場合、付属のリモコンでの音量操作になってしまいますが、そこが気にならない方にはオススメのモデルかと。
逆にそこがどうしても譲れないという場合は、オーディオ・リターン・チャンネルに対応した上位モデル「TW-D9HDM」もオススメです。
ちなみにTW-D9HDMも光デジタル出力を装備していますが、リモコンは付属しないのでその点はご注意を。
次回は自室に戻して、YouTubeを良い音で楽しむ、というのを試してみたいと思います。
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