MacBSの日常生活的日記

Olasonic TW-D77OPT レビュー 再生音録音編

Olasonicの高音質テレビ用スピーカー「TW-D77OPT」ですが、すでに発売になり、購入された方もいらっしゃるかと。

店頭で気軽に試聴できると良いのですが、テレビ用ということで店頭での配置もオーディオコーナーではないし、ホームシアターも違うし、ということで意外とお目にかかれないという方も多いかもしれません。

そこで手持ちのPCMレコーダー「DR-05」で、TW-D77OPTの再生音を軽く録音してみることにしました。
こういう時に困るのが音源でして、本来ならお気に入りの楽曲を再生してアップロードしたいのですけど、著作権の問題もあるかなと。
そこで、音源は以前も使わせていただいたKimiko IshizakaさんのThe Well-Tempered Clavierの「2.
Fugue No. 1 in C major, BWV 846」の一部を使用させていただきました。

24bit/96kHzのこの音源をパソコンからX-DDC経由で光デジタル接続して鳴らしたものが下のとおりです。

https://www.sara-mac.com/wp-content/uploads/2016/06/twd77opt2.mp3?_=1
[ Olasonic TW-D77OPT ]

録音レベルがちょっと低すぎたとか、周囲のノイズ(鳥の声w)など、参考程度だと思いますが、実際の音を聴いてみると想像以上にレベルが高くて驚かされました。
録音した当時、隣に置いてあったDALI Royal Menuet IIでも再生して、同様に録音してみましたが、これと比較していただくと、なんとなく実力の片鱗を分かっていただけるのではないかと思います。

https://www.sara-mac.com/wp-content/uploads/2016/06/dali45.mp3?_=2
[ DALI Royal Menuet II ]

ここに置くには、どうしてもMP3にしないといけないのが残念ですが、スピーカー本体こそハイレゾ対応となっていないものの、こうやって24bit/96kHzまで対応している点、コンパクトながら、それをしっかり鳴らせるアンプ部の実力も想像していた以上でした。

音色は手持ちのスピーカーの中で言うと、DALIよりB&Wに近い感じでしょうか。
さすがにオーディオ用スピーカーに比べれば、低域で多少負ける部分も出てきますが、フルレンジの定位の良さもありますし、全体に透明感があり、鮮度が高い印象です。
音量をだいぶ上げていくと、中高域に若干キツさが出てくるような気もしますが、TW-D9HDMと比べた場合に多少懸念していたアンプのパワー不足というのは全く感じられず、一般的な音量では十分な性能だと思います。

TW-D6TVも録音してみれば良かったかなと、後で思いましたが、こちらはアナログ入力になりますし、やはりかなりの差がある印象です。
TW-D77OPTになると、ピアノ、ギターの音色の再現性が非常に良くなるように思います。

また、今回、DALIを置いてあるテーブルの上に置いたわけですが、これでずいぶん音も変化しました。
リビングで使った場合もしっかりしたテーブルだと音が良かったですし、置き場所の影響は結構あると思われます。
最近のテレビは軽いので、テレビ台も意外と薄い板だったりしますし、そこは注意が必要かもしれません。
必要に応じてインシュレーターを据えてみたり、さらに拘るなら付属のスピーカーケーブル(ミニ-ミニケーブル)を変えたりして追い込めば、さらに立派なオーディオシステムに仕立てられるだけの実力があるように思います。

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