LK140導入後、細々と調整をしてきましたが、やはりどうもMAJIK-ILのプリ部を使った構成ではバランスが悪く感じていて、眠っていたONKYOのプリアンプ「P-308」を追加してみることにしました。
一旦は父親に渡したんですけど、フォノイコライザーが不調だとかで戻ってきてたんですよね。
動作がおかしいならそもそも廃棄したほうが良いし…ということで、動作確認がてらのお試し気分で組み込んでみましたが、CDやDACでは全く問題ないようです。
それどころか、音も想像以上に激変してビックリ。
プリアンプとしては当時としても格安の部類で期待していなかったんですが、ブーミーになりがちだった低域もキレのあるものになって音の純度が明らかに高まりました。
低域自体は以前にも増してパワフルに出ているんですけど、ダンピングファクターが高い感じだからか、気にならないんですよね。
そうなるとさらに欲が出てくるわけで、出番がなくなったMAJIK-ILにも活躍の場をというのもあって、バイアンプ構成にしてみました。
まずは内部のジャンパーでオフにしてあったパワー部を有効に戻し、低域側にLK140、高域にMAJIK-ILのパワー部を使う構成で仮接続してみました。
P-308にはPRE OUTが2つありますが、どうもレベル差がある印象でしたからLK140に入れてからMAJIK-ILに渡す形での接続です。
MAJIK-ILのプリ部を使ってた時にもバイアンプ接続はちょっとだけ試しましたけど、その時とは大違いで余裕のあるサウンドを奏でてくれます。
MAJIKのプリ部も悪くないと思うのですけど、少しクセがあるのかもしれませんね。
P-308は当時から色付けの少ないプリとして定評がありましたから、良い部分が出ているのかも。
そもそもプリの重要性を再認識した次第で、なによりこれで楽しく音楽を聴けそうだなと。
P-308の不具合の心配はありますが、当面は以下の構成で使っていきつつ、ゆっくり考えようかと思ってるところです。
パソコン: Apple Mac mini
USB-DDC: JAVS X-DDC
DAC: ATOLL DAC-100
CDP: SONY CDP-557ESD
Pre Amp: ONKYO P-308
Power Amp: LINN LK140(低域側), LINN MAJIK-IL(高域側,パワー部のみ)
Speaker: DALI Royal Menuet IIUSBケーブル: 電源線切断延長ケーブル + Zonotone HiVi付属ケーブル
デジタルケーブル: LINN Black Cable(同軸) / Ortofon OPT-100(光)
音声ケーブル: Nordost Enchantress(DAC), LINN Black Cable(アンプ間), SONY OFCケーブル(アンプ間),inakustik IA-2R/2R(CDP)
スピーカーケーブル: MONITOR COBRA 6S(バイワイヤリング)
電源ケーブル: LK140付属ケーブル(DAC100), Wire World STRATUS Series 5-2(MAJIK-IL), Zonotone 6N2P-3.0 Meister(LK140)
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)