前回、ネットワークハブに追加したPanasonicのSFPモジュール「PN54022」が思った以上に良好だったのでもうひとつ追加してみました。
今回はPN54021KでKが付いているところからするとPN54022より新しいのかな?
2013年9月2日発売で、定格としては動作温度が50℃というのが違っています。
PN54022のほうは発売日が見当たりませんでしたが、こっちも比較的新しいとは思われます。
今回もアライドテレシスからの交換で、PC系のハブのほうに今回のPN54021Kを装着してSFPモジュールがPanasonicで統一されました。
1000BASE-SXよりはLXのほうが本当は高性能なのでしょうけど、ルータとハブ間はメタルのみですし、そうなるとむしろ10GBASE-Tとか高速化のほうがPC,NAS周りとしては嬉しいかも。
話を戻してあくまでオーディオ系として官能評価してみると、やはり楽器の音色が生々しくなったようです。
EMIチェッカー近づけるとノイズは結構出ていてアライドテレシスとさほど変わらないようにも思えるのですが、それでもなんらかの効果があるのでしょう。
本来は通信速度確保のためにでしょうけれど、SFPモジュールからのノイズの影響がメタル変換に乗らない工夫がされている成果が出ているのかな?
どことなく余韻がキレイで、S/Nというよりも余韻の輪郭が明瞭という印象でハープでその違いがいちばんわかりやすいように感じられました。
双方を交換することで前回よりも空間再現がさらに良くなっていて音像はややタイトな方向に変化しました。
速度としては片方がアライドテレシスの時とさほど変わらずですが、長時間使ってる感じでの速度低下はむしろアライドテレシスのほうが起こりづらかったかもしれません。
どちらかといえばPN54022のほうにしておいたほうが安定度は高そうです。
あとはもうハブ自体の見直しくらいですけど、結局はパソコン周辺機器だからなぁという気持ちは未だに拭えておらず、そうなると前述のように速度向上のほうが嬉しいです。
ただまだハブも2.5gや10g対応のものは高いですし、ギガビットで行く間は今のままでも良いのかなと思いつつ、リニア電源のハブを眺めたりはしています。