PanasonicのSFPモジュール「PN54022」を導入してみました。
これまではアライドテレシスの1000BASE/SXのを使っていて通常は特に問題はなかったですが、なぜか時間経過とともにスマホのコントローラからUPnPサーバを見失いがちだったので、その解決にももしかしたらつながるかもなと。
またネットワークハブ自体がPanasonic製を2台(「PN28160K」と「PN28160」)使っているので、純正との組み合わせのほうが安定するでしょうし。
ハブ双方にSFPモジュールを挿しているのですが今回は1つだけの入手ですので、DELAやSoundgenicのみを接続してあるPN28160のほうをPN54022に交換しました。
まずは変更の前後でSoundgenicのアクセス速度が変わったかどうかを動作確認がてら試してみました。
交換前が60MB/s前後でしたが90MB/sくらいになってやや速くなったようです。
ただMacはSAMBAの実装が最近あまり良くなくて、マウントから時間が経つと極端に遅くなる傾向があるので他の要素によるものである可能性もあるかもしれません。
一応はどちらを計測するときも一旦マウント解除して再接続したタイミングでやってみてありますけども。
あと体感上も一覧表示が出るまでの初速みたいな部分がちょっと速くなったような気もします。
肝心の音ですけど、これが予想以上に違って驚きました。
以前と比べて明らかにガサガサしていなくて厚みがあるサウンドになっていて、ネットワークオーディオのネガな部分が払拭されています。
正直、ハブより効く印象ですし、先日までに入れ替えたDDCや外部クロックより変化は大きいくらいかも。
もちろんそれらの積み上げで変わってきたのもあるでしょうし、そもそもコントローラくらいしか通信が通過しないはずなのにどうしてそんなに変わるのか、理屈は全く分からないですが。
Panasonicのモジュールは消費電力も少なめらしいですし、動作温度も60℃を想定しているのでそのあたりの安心感も込みで導入した価値はあったかなと思います。
ただあくまでネットワークハブやNASも含めてこのあたりの機材は「パソコン周辺機器」とみなしていますので、個人的にはパソコンも含めて「できればないほうが良いもの」という認識で捉えています。
世の中はすっかりストリーミング主体になってきていますが、アーティストの創作活動継続のための還元も含めて考えると、一応そのための環境は整備しつつも主たる音源は可能な限りは円盤でいけたら良いなとも思っているところです。
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