ACOUSTIC REVIVEからお借りしているUSBターミネーター「RUT-1」ですが、似たような製品が他社からも出ているのかなぁと調べていて、意外なところが出しているのを見つけました。
それがなんとPanasonicのUSBパワーコンディショナーです。
本来は単売されているものではなく、ミニコンポのPMX9LTDやブルーレイレコーダーのDMR-BZT9600に付属しているんだとか。
メーカーのインタビュー記事を見ると「本体フロント部にあるUSB端子に装着することで、本体内部の電源ノイズを低減」だそうで、多少ニュアンスはRUT-1と違いますけど、似た方向性のアプローチには違いないでしょう。
こちらは上のインタビュー記事で内部写真も公開されていて、非磁性炭素皮膜抵抗とルビーマイカ採用のマイカコンデンサーなどを使ったノイズフィルターになってるそうです。
昔はこういった高音質素子も松下の得意分野だったわけで、社内にもまだその頃の人材が豊富にいらっしゃるんでしょうねぇ。
RUT-1は使用していないUSB端子が放出するというノイズを信号ラインを抵抗でターミネート、電源ラインはノイズカットするという内容ですから一概に比較できませんが、お値段はこちらのほうがちょっと安い(5千円くらい)ようで、本来は付属品ですけどサービス部品扱いか、「VEK0V15B」という型番で取り寄せ可能なお店もあるようです。
RUT-1と比べてみたい気もしますが、その前にRUT-1をこういった具合にオーディオ機器のUSB入力側に使ってみるというのも試してみたいところですが、。
ただ、うちにはあいにくUSBストレージ入力のある機材がないんですよねぇ。
Panasonicのほうもパソコン側に使うことは想定していないはずで、そこはあくまでも自己責任で…ということになるかと思いますのでお気をつけを。