シチュエーションによってどうしても3Pプラグの電源ケーブルを2Pタイプのコンセントで使わざるを得ないケースがこのところ続いたので、3P-2P変換プラグを物色してみました。
うちにもパソコンに付属してたのがゴロゴロしてたはずですけど要らないだろうと処分してしまっていて、ほとんど残ってないんですよねぇ。
唯一保管してあったLINN付属のはアース線が非常に長く、これがアンテナ的な役割を担ってしまいそうだった、というのと、SAECのPL-5800だと3Pのアース部分が刺さらないというのが調達しようと考えた理由です。
当初はこの際だからオーディオ用のをと思ったのですが、結果的にはPanasonicの汎用品「WH2890P」をチョイスしました。
ちなみに今回、送料も考慮してヨドバシ・ドット・コムで注文したんですが、その時点では「お取り寄せ」だったのに通常配送くらいのスピードで届いてちょっとビックリでした。
これですらあまり需要がないらしく、近所のホームセンターではELPAのしかなかったですし、通販でも取り寄せのところが多かったです。
正確に確認したわけではないですが、ORBのHP-32Pはこれにかなりソックリですし、他のオーディオ用途のもベースはPanasonicや明工社とかのが多いようです。
そんなにニーズがないでしょうから、既存のにメッキなどの改良するくらいしかできないのでしょうね。
まずはWireWorldのAUP IIIに装着してみましたが、LINN付属のに比べると心なしか透明感が上がったような気がします。
音の変化傾向としては同じパナソニック電工のホスピタルグレード品と似ていて、透明感が高まりつつ、ややハイ上がり傾向かなと。
といってもあくまでも変換プラグですから言われてみればそうかな?程度の変化ですし、本来なら使わずに済むのがいちばんだとは思いますが、価格的にもお手軽ですし
3P-2P変換プラグの中では結構オススメです。
あと、SAECのPL-5800にも装着してみましたが、これは全く問題なく装着可能でした。
このWH2890P、ホットとコールドのプラグは未装着だとややグラつきがありますが、3Pプラグ側を挿すとガシッと揺るがなくなるような構造になっています。
なお製品の注釈に「極性なし」となっていますが、検電ドライバーで調べたところ、3Pの配置そのままにホットとコールドが来ていて、単純に差し口の穴の大きさが同じになってるというだけのようです。
さすがにホスピタルグレードのようなガッチリ感はありませんが、汎用性も高いですし、あとは入手性だけが課題でしょうか。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)