先日の出張でPanasonicの壁コンセント「WN1318G」をゲットしてきました。
いわゆるホスピタルグレードの壁コンセントですが、オーディオ用としても評判の高いものです。
電源ケーブルですら眉唾ものなのに、とうとう壁コンセントにまで手を出してしまいました。
ただ、そもそもの交換理由は音質改善ではなく、元々付いていたものがどうも緩くて、太くて重いケーブルでないものですら抜けそうだったから、というのがあります。
コンセントと電源プラグの間にホコリがたまることによるトラッキング現象に対策したケーブルもありますが、それ以前の問題かなという気もしていたんですよね。
そうは言っても壁コンセントはれっきとした電気設備でして、工事には資格が必要です。
施工や接続を間違えるとトラッキング現象どころではなく、火災や漏電、感電の危険がありますので、くれぐれもご注意ください。
元々付いていたのはTOSHIBAのNDG2122Eでしたから、そこそこしっかりしたものだと思うのですが、年数が経つうちに緩んだのでしょうね。
正直、配線の具合など、施工もかなりいい加減な感じだったので、そういうところも含めて交換して良かったといえるかも。
交換したWN1318Gはホスピタルグレードということもあり、とにかくしっかり装着されて抜けにくいという点で満足です。
そうは言ってもやっぱり音の変化も気になるところですが、どうやら低域がしっかりした印象があります。
高域は大きな変化はないですがキツさもないようで、その辺りはこの壁コンセントの一般的な感想とはやや違った印象でした。
現状では少し固さも感じられますけど、そこはしばらく聴いてみないとなんとも言えないかな。
全般的には電源ケーブルを変更した時に似たような音の変化傾向や度合いかなと思いますが、気軽さや変化があった場合に調整が取りやすいという観点から考えるとケーブルのほうが手軽で利便性が高いですね。
まぁここでオススメしても「やってみよう」なんて思う方はほぼ皆無でしょうけどね。
ただオーディオ界はこんなものではなくて、もっと高価な壁コンセントもありますし、さらにはコンセントカバーまでラインナップされています。
そんなバカな…なんて思うものも正直ありますが、まぁ(そこそこの価格の範囲で)気分的に楽しめれば良いかなと思います。