MacBSの日常生活的日記

PC-TripleC Φ3.5ステレオケーブル

千石電商で、「PC-TripleC Φ3.5ステレオケーブル」というのが意外と安値で売られていたので、ゲットしてきました。

お店のWebサイトを見ると、どうやらCREATIONというところが出しているものにソックリなんですが、お値段がずいぶん違うんですよね。
ケーブルが10cmと短いので印字が全部見えませんが、CREATIONっぽい綴りも一部見えています。
ちなみに上のはプラグにRean NYS231Gを使っていますが、Rean NYS231BGを使った黒いのもありましたし、長さも30cmなど各種ありました。

用途は第7世代iPod nanoやiPhone 5Sなど、最近のLightningコネクタの機種でiBasso D2+ Hj Boaを気軽に使うためです。
iOS機器ならCCK経由でデジタル接続も可能ですが、それならポタアンを見なおしたほうが使い勝手が良いですからね。

ヘッドフォン出力からポタアンに繋いで意味があるのか?という意見もあろうかとは思いますが、ともかく接続して茶楽音人のDonguri-鐘で聴いてみることに。
そうすると、普段の直挿しよりも帯域が広く、音楽的な厚みが増したように感じます。
やや高域寄りのバランスに感じますが、情報量も増えているようですし、PCTripleCらしい透明感もあります。

不思議なのは本来、あまり音質が良いとは言えないような楽曲や圧縮音源でも相性が良いところでしょうか。
アナログ的な部分で、低域の余裕が高まるからかもしれません。
さきほどの高域寄りの傾向もあって、ピアノはやや硬質ではありますが、全般に鳴り方が据置機的な安定感を感じるものです。

ここで一旦、直挿しに戻してみると一気にナローレンジだなと体感できます。
歪み自体は多くないですし、残留ノイズも少ないので特性的にはなんとも言えないところなんですが、やっぱりパワーの余裕が違うんでしょうね。

調子に乗って、iPhoneやiPad miniでも試してみました。
これらはケースに入っていますが、Reanのコネクタはそれほど太くないので、問題なく刺さりました。
ただ、音質的にはiPod nanoとかなり差があって、極論を言えばポタアンを通してようやくiPod nanoの直挿しレベルですね。

次にiPod classicでDock-ラインアウトケーブルと比較です。
まずは今回のミニミニケーブルから聴いてみますが、nano以上に厚みのあるサウンドですが、出力が高いためかフルボリュームで繋ぐと歪みがややあるようです。
高域の伸びがありますが、ややキツさもあるので、好みや相性はあるかもしれませんし、フルボリュームじゃなく80%くらいのボリュームでつないだほうが場合によっては相性が良いかも。
低域はこちらのほうがiPod nanoよりも締まっていて、しっかりした主張のあるサウンドです。

続いてDockケーブルにしてみますと、こちらは歪みは少なめですが、ややこもったような印象すら受けるのはケーブル自体の性質にもよるのでしょうか。
正直、思ったよりもラインアウトのほうが圧倒的とは言えないという結果だったのは意外でした。
もちろん、CCK経由のデジタルになれば圧倒的な差になるのは目に見えていますが、正直カジュアルにミニミニケーブルでポタアンを使うのもアリではないかと。

そんな場合にあまりにチャチなケーブルでもちょっと…ですし、かと言って高価過ぎる「オーディオ専用」ケーブルも手が出しづらいので、その点ではこの千石電商さんのはオススメかと思います。
もしかすると限定特価かもしれないので、あえて価格は出しませんがごく普通のRCAケーブルくらいのお値段でしたので、お近くの方はゲットされてみてはいかがでしょうか。

モバイルバージョンを終了