COWONのデジタルオーディオプレーヤー「PLENUE D2」の国内発売が7/13に決まったようで。
お値段は37,800円前後(税抜)の予定だそうで、すっかり安くなっているPLENUE Dと比べるとそれなりのお値段ではありますが、2.5mmバランス対応や5.6MHzまでのDSDネイティブ再生などを考えれば良い落とし所かな?
コンパクトさという点でもお値段では語れない部分はあるはずですし、なおかつバランス対応というのはあまり選択肢がないはずですからね。
逆に言えばその2点に拘らないのであればお安くなっていることのあるPLENUE 1やM(M2)が狙い目とも言えますけど。
性能については以前も書いたのですが、やはりポイントはバランス駆動させるかどうか、でしょう。
バランス駆動時で最大4.0Vrmsというのはなかなかパワフルですが、アンバランスでは2Vrmsとなります。
それでもPLENUE Dの1Vrmsよりはパワーアップされていますけどね。
ただDACもWM8998だったらしいDからCS43131のデュアルになっていますし、それを活かす意味でもバランス駆動で使ってこそ、ということになりそうです。
やや気になる点としては外部ストレージが相変わらずFAT32のみ対応らしいことでしょうか。
ファームウェア更新で改善できるものなのか、はたまた発売時点ではすでに改善されている可能性も無きにしもあらずですが、現状は最大128GBまでのmicroSDへの対応となっています。
内蔵ストレージも64GBありますから、そう困るような容量ではないですけど、大容量のmicroSDをFAT32にフォーマットするのが意外と面倒だったり、メモリカードによってはそもそもうまくいかなかったりしますからね。
あとは売りだった再生時間の長さがハイレゾ再生で50時間から30時間に短くなったのも、使い方によっては気になるところでしょう。
アンバランスで同じ音量で使ってもそうなのか?ということも含めて考えたら大差ない可能性もありますが。
それ以外だとなぜか微妙に出力インピーダンスが高くなっている(アンバランスで1Ω,バランスで1.5Ω。Dは0.5Ω)ところと、レザーケースが別売なあたりが気になるところでしょうか。
今だともっともっと小さいDAPもありますし、そもそもBluetoothが使えないじゃないか、という点で選択肢にも入らない方も多そうですが、そういう尖ったところでこれからも勝負していって欲しいと思います。
それで消えてしまうのも怖いですから、OS周りなどは今後多少違う路線も入れていかないといけないかもしれませんけどね。
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