このところ電源周りを中心に罹患しているケーブル病ですが、いろんな自作ケーブルをまとめてゲットしてみました。
まずはオルトフォンの「7N-PSC 2.0S」を使った短いケーブルです。
パワーディストリビューターとDACは非常に近い位置にありますから、これでも届くだろうなぁと。
現在はPSEの関係もあってか、切り売りの電源ケーブルを出しているメーカーは少ないようですが、これもだいぶ前の製品のようですね。
ケーブルをよく見てみるとHISAGOの文字が見えますから、製造自体はひさご電材が請け負っていたのでしょう。
ちなみに先日、紗羅のオーディオシステムのほうに移したzonotoneの電源ケーブルにもHISAGOの文字がありました。
お次はaudio-technicaのAT-PC1000を使ったものです。
この製品は本来、2mの完成品でモールドのプラグが付いてるはずですけど、両方とも交換してしまってるようです。
良く見るとこちらもHISAGOの文字がありますし、方向性が逆のようにも感じますから、そのうち反対にしてみようかな。
なお、さきほどのオルトフォンは7Nという純度重視のものですが、こちらはOFCです。
最後はKRIPTONのPC-HR1000(たぶん)です。
オルトフォンのよりも短いケーブルのみの状態なので詳細がイマイチ良く分からないんですけど、FURUKAWAのPCOCCを使った3芯ケーブルみたいですね。
さすがに短すぎて使い勝手が厳しそうですけど…。
とりあえずまずはortofonのケーブルをATOLL DAC100で使ってみました。
これまでもHUBBELLとフジクラを使ったものもそうでしたが、最低域がそれ以上にしっかり出ますね。
それとは逆にその少し上の低域と中広域が薄めで、上品な雰囲気になってるところがオーディオ用らしい仕上げ方だなと感じます。
フジクラと比べると、ざらざらした喧しさが減少した代わりに線が細く感じる部分もあるので、機材との相性は選ぶ傾向があるかもしれません。
ATOLLとの相性はどうもオルトフォンのほうが良いみたいで、ここはこれで決まりかな、と思うくらいピッタリ来ました。
オーディオテクニカのほうは候補としてはLINN MAJIK-ILもしくはARCAMのDACで試そうかなというところです。
KRIPTONは相当短いですから、以前作ったTDKのノイズフィルターを繋いで、いわゆる「つちのこ型」の電源フィルターを作ってみると面白いかも。
さすがにもうケーブルもこのくらいで良いかなぁという感じになってきましたし、あとは手持ちの機材での組み合わせを楽しみたいところです。