スウェーデンのオーディオブランド、PRIMAREから新しいセパレートアンプ「PRE32」と「A34.2」が発売されたようで。
先日もユニバーサルプレーヤー「BD32」が出ていて、そのシリーズなのでしょうね。
お値段はプリもパワーも315000円だそうで、ちょっと高めですねぇ。
まぁ、BD32は倍の63万円なので、それよりは割安感(?)はありますけど。
PRE32のほうは内部にアップグレードモジュールキットという基板を追加することでデジタル入力も追加可能です。
逆にいえば上記の価格だとアナログのみというわけで、さらに割高なイメージが…。
基板だけでは判断できませんけど、なかもかなりスカスカなんですよねぇ。
むやみに部品を増やしがちな日本製オーディオ機器のような方向性もどうかと思いますが、空きスペースが多いのであれば、できるだけコンパクトな筐体にしてほしいところかも。
DAC増設や物理的なスペースによるノイズ対策もあるんだとは思いますが。
パワーアンプのほうもかなりシンプルな作りですが、こちらのほうが少し納得感があるかな。
Ultra Fast Power Deviceを使ったClass-Dアンプで、電源もスイッチングPFCという現代的な構成です。
ついでといってはなんですが、ユニバーサルプレーヤーのBD32のほうはBlu-rayからDVD、SACD、CD、USBやHDDまで対応のもの。
メーカーサイトにはCS4398、OPA2134、WIMAやEPCOSのコンデンサ、MELFの抵抗といった記載が並んでいますが、採用素子を自慢げに書くのはあまり感心しませんねぇ。
廉価な機種なら「この価格でこんな高価な素子を」と素直に喜べますが、なにしろこのお値段なわけで…。
全般的に辛口になってしまいましたが、以前のPRIMAREはかなりお気に入りだっただけに、最近はちょっとどうなのかなぁという思いもあって、こういう内容になりました。
ただ、私も偉そうなことを書いてないで、まずは一度試聴してみたほうが良いかもしれません。
近所のショップではもう取り扱いがなくなってましたが、秋葉原あたりで見つけられれば聴いてみたいと思います。