Pro-JectからフォノイコライザーとUSB出力搭載のレコードプレーヤー「Elemental Esprit Phono USB」が2/1発売だそうで。
当初はUSBのない「Elemental Esprit」を紹介しようと思ったんですが、Phono USBのほうを見るとRCAプラグがある(単純なEspritはケーブル直生え)なのでよく考えるとMMフォノイコライザーがUSBのほうには内蔵されてるわけですね。
それでお値段は1万円ほどの差ですから、これからアナログレコードを始めようという方にはやっぱり内蔵のほうかなと。
Elemental Esprit Phono USBの実売価格が7万円台と、さすがにそれなりの価格で、その割に見た目は華奢な印象ですけど、同社のトーンアームには定評がありますから、そこいらの廉価プレーヤーとはやっぱり性能が違うでしょう。
ちなみにアルミニウムのストレートアーム「8.6 ultra low mass tonearm」が搭載されているそうで、カートリッジも「Ortofon OM 5E」が標準で付いています。
ヘッドシェルでの交換ができないので、カートリッジはもうちょっと違うのに替えるということはあっても頻繁な交換は難しいですね。
そもそもフォノイコライザーがMM専用ですから、そういうところに拘るのであればそもそも純粋なEspritあるいは別のモデルを選ぶべきでしょう。
国産のもこのくらいの価格帯でもうちょっとしっかりした機構とトーンアームのを投入してくれると良いのですが、どこのメーカーも何処かで見たようなOEMっぽい機種ばかりなのが残念です。
大手では無理でしょうから、TechDas辺りの技術を応用した廉価なモデルが出たら最高なんですけどね。