Q AcousticsのBluetooth対応アンプ内蔵スピーカー「BT3」が国内投入されるそうで。
QEDと同じグループで代理店も同じイースタンサウンドファクトリーですが、QEDのラインナップ充実よりもQ Acousticsのほうが展開が早い気がするのは売れ行き好調の影響もあるのでしょうか。
今回のモデルも販売はすでに始まっていて、6/23発送開始だそうです。
BT3ですが、いわゆるアンプ内蔵スピーカーですが、方向性としてはLINNやKEF、DYNAUDIOなどの海外勢から出ているシンプルセッティングのためのHi-Fiシステムという位置づけかと。
ワイヤレス接続もBluetooth4.0で可能で、最大8台とのペアリングに対応し、コーデックとしてもaptXとSBCに対応しているようです。
ただし左右のスピーカー間は有線接続でして、海外公式サイトを見ると4mのスピーカーケーブルが付属するようです。
普通のパッシブスピーカーと違って1本だけで良いですから、その分、ここにコストを掛けて交換してみるのも良いかもしれませんね。
Bluetoothは気軽さは良いとして音質的な不安がややありますが、そこはRCAとステレオミニのアナログ入力にも対応していますし、光デジタル入力も用意されています。
強化したい場合にはサブウーファー出力もあるようですし、テレビやタブレットと組み合わせた簡易シアター構築には最適なスペックですね。
ただ、DACが16bit/48kHzまでの対応というのはやや弱めかもしれませんから、機材が充実しているならアナログ入力を優先的に考えたほうが良いかもしれません。
スピーカーとしては10cmウーファーに2.5cmツィーターの2wayと、同社のパッシブモデルに近いスペックです。
アンプは右スピーカーに内蔵で、50Wx2と結構ハイパワーですから、推測としてはD級アンプなのでしょう。
気になるお値段は直販サイトで税込6万円ほどと、DACからアンプまで内蔵にしてはお手頃かと思います。