qdcのイヤホン「NEPTUNE」を入手しました。
先日入手した3SH SEが思いのほか良くて過去の名機であるNEPTUNEも気になってきたという、いつものパターンです。
現行だとSUPERIORくらいの感じなのかなと思いますし、そっちも考えたのですが最近のは2pinで形状もちょっと変わってきてるので、あの装着感を重視したいかなと。
3SH SEはLowが1基、Mid/Highが2基の3BAに対して、NEPTUNEはシンプルな1BAモデルなので、さすがに低域は深くはないですけど、素直な音です。
若干、中低域が緩めで厚いので軟調傾向かもしれませんが、そこは純正ケーブルによるところもあるのでしょう。
そもそもが素直なので、そのあたりはイヤーピースやケーブルで調整できそうで、実際、イヤーピースはSednaEarFitに、ケーブルはLuminox Audio Kilowatt Jet Blackに現状していて、リケーブルで高域が伸び、イヤーピースで少し低域を強めつつ鮮度は上げて、3SH SEと同じく穏やかな気分になれる長所を残す感じにしています。
ノーマル状態だとボーカルも含めて全体に近いですが、そこもイヤーピースでだいぶ調整可能でした。
FIIO M15だとさらに良さが活きる印象で、クセがないので伸びしろも大きいのか、とにかく音色が自然なのが好みです。
3SH SEと比較するとやっぱり3SH SEのほうが当たり前ですけどワイドレンジに感じられて広がりがあります。
ただ音色は中高域にやや脚色が入る傾向が強まるので、そこは好み程度の差かな。
ホール感は3SH SEのほうが多少出ますが、それも少し脚色気味な部分もあって3SH SEのほうがリスニング向け、NEPTUNEはややイヤモニ寄りという製品情報そのまんまの傾向が感じ取れました。
NEPTUNEのすっぴん加減がリラックスには良さげな雰囲気です。
ここまで好みにハマると現行モデルや上位機種も気になってくるところではありますが、音の良さよりも一日のリフレッシュにくつろぎたい気分にハマるイヤホンだと個人的には感じているのであまり肩肘張らずに使えるNEPTUNEが重宝しそうかなと思っています。