先日、海外ショップに注文しておいたQEDのインターコネクトケーブル「Reference Audio Evolution」が届きました。
これまでゲットしたQED製品は中古だったり切売りケーブルだったのでパッケージ入りは初になります。
会社名にちなんで「Q」の文字にケーブルを巻いたパッケージが有名なんですけど、今回のはわりと豪華な箱入りでした。
当然ながら国内正規代理店取扱いではないわけで、多国語表示されているものの、裏面に日本語はありません。
国内発売されてるのも同じパッケージでシール対応かもしれませんが。
ちなみに表示されているのは上の部分が英語で、下の6つがドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語、ロシア語となっています。
ケーブルを取り出してみるとQEDロゴの入ったベルクロテープで巻かれていて、コスト的には大したことではないんでしょうが、雰囲気が良いですね。
線材の見た感じはQunex SSに似ていますが、太さや内蔵構造はQunex 4Sのほうが近いかな、という印象です。
逆にRCAプラグはコレットチャックではないようですが、Qunex SSに近い感じです。
全般に良いことづくめなのですが、一つだけ困ったのが方向性指定の表記が非常に見えづらい点です。
ケーブルに方向性の矢印が書いてあるよ、とパッケージに書いてますが、これがとにかく見えないんです。
上の写真では横から光を当てた上で現像時に最大限見えやすくしていますけど、それですら見難いかと。
印字色を黒じゃない色にするか、プラグに表記したら見えやすくなるんでしょうけどね。
そんなこんなで、とりあえず高域側のプリ-パワー間に繋いでみました。
なにぶん新品ケーブルなのでしばらくはエージングが必要でしょうが、まず第一印象としては高域用のケーブルを変えたのになぜか低域に重厚感が出たように感じます。
これまでLINN Black Cableを使っていたわけですが、これだと楽曲によってはちょっと高域が刺々しくなってしまうケースもあったんですが、そうした刺激が減りつつも余計なエコー感のないシャープな高音になったからでしょうか。
方向性としてはこれまで使ってきたQunex 4Sに似ているような気がしますね。
とにかく全体的にガサついた印象が消えて歪み感が少なくなるところが、最近私がQED製品を気に入ってる理由で、まさにそれに合致するかと。
ちなみに、Qunex SSのほうはほんの少しケレン味が入った味付けが入るところがあって、そこはRevelationも多少その傾向が出てくるので、同社の上位モデルの傾向なのかも。
今回の追加でメインシステムのケーブルはほぼQED一色になりました。
違うのはデジタル同軸ケーブルとUSBケーブルくらいかな。
他のケーブルとの入れ替えもこれから徐々に色々試したいと思いますが、しばらくはあんまりイジらずに、より良質になったサウンドを楽しみたいと思います。
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