MacBSの日常生活的日記

QED SILVER ANNIVERSARY

最近のケーブル交換も一段落してきて、あとは高域側だけだなと思っていたところ、ちょうど良いタイミングでQEDのスピーカーケーブル「SILVER ANNIVERSARY」のデッドストック品を見つけたのでゲットしてみました。

これまではMONITOR Cobra 6Sを使っていてかなり太いケーブルでしたし、今度は細いケーブルにしてみようかと。
候補は当初、BLACK RHODIUMだったんですけど売ってるお店も意外と少なくて、結局は出物があったQEDになりました。
低域側で使ってるCHORDと同じイギリス製ということで音色的にも違いすぎないだろうな、という目論見もありました。

今回ゲットしたSILVER ANNIVERSARYはQEDの25周年を記念して発売されたスタンダードモデルで、現行モデルはその後継のXTになります。
見た目は1m数十円クラスのスピーカーケーブル並みの太さですけど、皮膜が薄めで導体断面積は2.5平方ミリと意外とあって、Chord Carnival SilverScreenのバイワイヤでないタイプより太い仕様になりますね。
純銀コート5N無酸素銅を使ったもので、なんとなくCHORDとCobra6Sの中間みたいな存在かと。

今晩届いたばかりで浮足立ちつつケーブルを剥いてバナナプラグを装着したんですが、これが思っていた以上に手間取りました。
事前に剥きづらいという情報は得ていたんですが、なにしろ細いケーブルだから所詮は…と思ってたんですよね。
でも実際には異常に硬い皮膜にかなり難儀させられます。
そもそもプラス側とマイナス側を分け割るだけでも手では無理で、全般にニッパーよりもカッターのほうが役立ちました。

そんなこんなでちょっと写真撮影も少なめに早速聴いてみますと、低域側に比べれば変化はやや分かりづらいかな。
ただ、聴き慣れた曲だとやっぱり高域側がサラっとした音色になったと感じます。
これまでのCobra 6Sはねっとりしたところがあってそれが艶に感じることもあるし、ややヌケが悪い印象もありました。
そこがガラスっぽい透明感があって音抜けの良い情報量の多い印象に変わりました。
さすがにまだエージング不足で、少しトゲが残って乾いた感じはありますけど、全体的に高域がすっきりと伸びてきて、少し検討していたスーパーツィーターを追加したような雰囲気があります。
音色的な部分はまたしばらくしてレビューしたいと思います。

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