先日は水晶玉をACOUSTIC REVIVEの電源タップ「RTP-4 absolute」の上に置いてみたわけですが、ちゃんとした製品の天然クォーツインシュレーター「RIQ-5010W」も配置転換です。
これまではNASのSoundgenicの下に敷いていてそれはそれで効果がありましたし、その前はAKURATE DSでも良好でこちらは今も上にスモーキータイプの「RIQ-5010」を置いてあります。
それでも配置転換しようと思ったのはAKURATE DSにRMF-1を投入して音質的な不満が少なくなったことと、それでもやはりメインソースはCD(とレコード)だなと感じ始めていて、もうちょっとそちらを強化したいと思ったためです。
そうなるといちばん全体に影響を及ぼすのは電源タップの「RTP-4 absolute」でしょう。
まずはアンプ系のほうに敷いてみますが、正直言ってあまり大きな変化が感じられません。
すでに下にヒッコリーボードが投入されていることなどが関係しているのでしょうか。
そもそもRTP-4 absoluteの底面にはクォーツレゾネーターが貼ってあるのも影響しているのかも。
次はデジタル系のほうに敷いてみると、こちらは鮮度と抜けがかなり向上しました。
ギターやボーカルの生々しさが高まっていますし、音の安定感、余韻の位置関係の精度が上がっていて、音のキレも良くなっています。
この時点では電源タップへの電源ケーブルにAPL-1を使ってあったのも影響したのかもしれません。
ただ効果は確かにあるものの、AKURATE DSやNASに使うのとどちらが効果的か?というと、わざわざ移動させるほどとは言えないかも。
そうなるとそもそも効果を出したいCDプレーヤーに使うのが良いのでは?となり、DP-77そのものに敷いてみることに。
純正の脚を避けて敷くほどの厚みはありませんし、基本的に純正品を外さない主義ですのでその下に敷きました。
ヒッコリーボードも敷いてありますから、高さはラック内でギリギリという感じです。
こちらは鮮度が大きく向上して冴えがあるものになりました。
やはり振動を伴うものに使うのが良いようですね。
また純正の脚は鋳鉄系のものなので、その癖を抑える方向にも働いてくれているのでしょう。
フレッシュでありつつ、前にしっかり出でくるサウンドになっています。
もちろんヒッコリーボードとの合わせ技が効いていますし、どちらを優先するか?と言われればヒッコリーボードのほうかもしれませんが、ややクセのある脚の響きを有機的なものに調整したい場合には、非常に有効なアイテムと言えるでしょう。
個人的には大満足の配置となってくれて、これはもうココでずっと愛用することになりそうです。
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