RATOCからWi-Fi/LANミュージックレシーバー「REX-LinkWF1」が4月下旬に発売されるそうで。
以前にモニターさせてもらった「REX-Link2EX」に似た感じの商品ですが、大きな違いは専用の送信機を使わず通常のLAN環境を通じて遠隔再生できるというところでしょう。
REX-Link2EXの送信機は下の写真のようなUSBメモリみたいな形のものでしたが、これだと当然ながらPCやMacなどで使う形になり、スマホやタブレットでは(CCKを使うなどの例外を除いて)使えなかったですからね。
また無線だけでなく、有線LANでレシーバーを接続可能なので帯域も確保しやすく、96kHzまでのハイレゾ対応も果たしました。
ただし、24bitのデータは16bitに丸められて転送されるそうです。
なお、スマホやタブレットでは専用アプリ「WiPlayer」を使う形になるそうで、iOS6以降、Android4.0以降での対応とのことですが現時点ではまだアプリは公開されていません。
パソコンだとWindowsは8.1まで対応していますが、こちらも専用アプリ経由のようで、Macへの対応が表明されていないのはちょっと残念なところかな。
音声出力はアナログ出力のミニピンジャックがあるのみでデジタル出力やヘッドフォン出力は残念ながら、ないそうです。
そうなると普通にAirPlayが使えるAirMac Expressで良いのかなぁという印象もありますが、iTunesを使いたくないというニーズには良いかもしれません。