ROTELのUSB-DAC「RDD-06」が今さらながらOS X Mavericksに対応したようで。
実はこのRDD-06、USB-DDC機能部分に初代hiFace相当のものを積んでいるらしく、OS標準ドライバーでは動作しなかったんですよね。
そこで今回ドライバーが新規提供されるようになったわけですが、待たされたというだけでなく、結構色々と根の深い問題もあるようで。
最新ドライバーの提供は普通、メーカーサイトで普通にダウンロード出来る場合がほとんどですが、今回は入力フォームにシリアルナンバーやメールアドレスなどを入力する必要があります。
国内正規品向け限定で、「不正使用およびトラブル防止のため」となっていますけど、ハードウェア専用ドライバーで不正使用もなさそうですが…。
実はhiFaceの発売元であるm2techからは、まだMavericks対応ドライバーが出ていないんですよね。
ここからは推測ですけど、ROTEL側はm2techからドライバーを提供してもらったわけではなく、別口からMavericks対応を図ったのではないかなと。
元がhiFace相当とはいってもそのまま動くかどうかは不明ですが、改造元にされたりすると確かに「トラブル防止」という意図もなんとなく合点がいきます。
そういえばnmodeのX-DP1-HFもhiFace搭載でしたが、あっちはどうなるんでしょう?
OEM提供したm2tech側の対応に問題があるとはいえ、専用ドライバーが必要なものはこの辺りも難ありですね。
これまでのオーディオ機器はヘタすると数十年も愛用できたものが多かったわけですが、PCやネットワークと絡んでくるとそうも行かなくなるのでしょう。
進化の激しい分野では仕方ない面もありますが、ユーザー側もその辺りを踏まえてチョイスするように注意を払っていかざるをえないかもしれませんね。
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