ACOUSTIC REVIVEの超低周波発生装置「RR-888」(国内モデルはRR-777)をリスニングルーム仕事部屋に戻してみることにしました。
以前は同じようにRWL-3の上に置いてあったのですが、リビングも含めて全体が改善したら良いなと思い、配電盤の近くにしばらく設置しておいたのでした。
それはそれで捨てがたい効果があったのですけど、REM-8やXLRケーブルの見直しもしたところで改めて再確認してみたいなと。
設置のための電源の引き回しなどは残して(コンセントは抜いてあった)ありましたので、元と同じセンターのRWL-3の上に。
LEDは正面に向けてるとちょっと眩しいので、今回は3Mのビニールテープで完全に見えない感じにしておきました。
早速聴いてみると、トゲがなくなってグッと穏やかになりました。
前後の立体感が明瞭に出てくる感覚で、それだけに微妙なチューニングのズレも分かってきました。
まずは側面の壁からの反射が目立つのが気になりましたので、先日は一旦外したミュートパネルを元に戻しました。
吸音する帯域がやや限定されるのでこれで万全とは言い切れないところもありますが、少なくとも石膏ボードそのものの濁った響きが混じるよりはだいぶ良いでしょう。
時間が取れたらスピーカー下部に配置しているWS-1をこの位置に設置するのも再度試そうと思っています。
また、スピーカーの内振り具合も微調整してみました。
これもミュートパネルで左右の吸音が強すぎると「鳴き分かれ」みたいな状態になりがちなので、交差まではいきませんが少し真ん中に寄せる具合に。
そうするとスピーカーから音が出る感覚がほぼ消え去り、空間で音楽が再構築される感じになってくれました。
シューマン共鳴波は立体感とリラックスした空気を作り出してくれるように思うのですが、今回はそれが雰囲気の改善に留まらず、もう一歩進んで明瞭な幻像を浮かび上がらせてくれるようになった気がします。
配電盤に設置した場合の底力とか荒れのなさも魅力ではありますけども、やはり特定のオーディオシステムに限れば近くに配置するほうが効果は高そうです。
とりわけREM-8やケーブル類によって精度が向上し、「好み」という色付けを極力排除した状態とすることで相乗効果が高まったような気がします。
当面このセッティングで楽しんでいこうかなと思います。
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