パワーアンプにクォーツインシュレーターを入れてかなり改善されたので、欲を出してRWL-3の高さを再調整してみることにしました。
その前にミュートパネルを正面の2枚以外全て排除したので、それを受けての再調整でもありました。
RWL-3は中域のユニットが真ん中に来るくらいがベストらしいのですが、上げると低域側の効果が薄まるわけで、とりあえず真ん中とほぼ同じ高さくらいを目標にしたのが上の配置です。
嵩上げにはこれまでのDIATONのウッドブロックに加えてAIKOHのセラミックインシュレーターを重ねました。
こうやって違いを見比べても大差ない印象ですが、音はずいぶん大きく変化します。
ボーカルやハイハットなどが部屋のいろんな箇所で乱反射されてくる感じはずいぶん軽減されました。
似たような対策はミュートパネルとか他の素材でも試行錯誤してきたのですが、そうしたものだとどうしても帯域がちょっと違っても反射や吸収の具合が違ってしまい、かえって捻れた仕上がりになってしまいます。
その点ではRWL-3を上げるのは効果的なのですが、ベースやバスドラなどに濁りが出てしまいました。
いろいろ試行錯誤もしてみましたが、やっぱり最終的には以前と同じ高さに戻す形に。
WS-1も側面下に置いてあるくらいなので、うちの部屋の場合は低域側のほうが部屋の影響度が高いせいもあるのでしょう。
高域側に関しては各所の接点クリーニングで左右差を減らす方向で対策しておきました。
ルームアコースティックとしては無意味ですけれども、日によって異なることも多く、そういう意味ではどうもこちらの影響の占める割合も多そうな気がしたというのもあります。
XLRケーブルなどはもちろん、以前から気になっていたB&W Matrix 802 S2のAPOCリレー接点のクリーニングもやって、これがいちばん効果大でした。
やったのは左の中高域のリレーだけでバイパスはせずに接点クリーニングしただけですが、いずれは全てのリレーをバイパスさせないといけないかも。
ちなみにGUARDIAN ELECTRIC 1345というリレーが使われていました。
左右差に関してはもうひとつ対処しましたが、それはまた別途ご紹介したいと思います。
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