SAECから同社3本目になるPC-TripleC電源ケーブル「PL-8000」が発売されています。
切り売りもいち早く発売しましたし、PC-TripleCについては非常に力を入れていますね。
今回のはおそらく(SAECブランドとしては)最上位モデルとなるもので、導体断面積が5.5Sq、外径は15mmにもなる太いケーブルです。
ちなみにSAECはCAMELOT TECHNOLOGYの電源ケーブルも販売しているので価格的にはそちらのほうがさらに高い形にはなります。
先日出たPL-7000と比べるとさきほどの太さもかなり違う(PL-7000は3.6Sq,φ13mm)のですが、それ以外に導体絶縁体やシースが違っています。
導体絶縁体には「制振材入り耐燃性ポリエチレン」(PL-7000は「半硬質PVC」)と、なにやら制振材を使ってるようですが、その詳細は分かりません。
防音用途に制振効果のある発泡ポリエチレンが使われたりすることはあるようですが、それとは違うでしょうし…。
また、シースも同様に「制振材入り耐燃性ポリエチレン」(PL-7000は「非鉛軟質PVC」)が使われています。
外皮やプラグは同じですけど、サウンドはだいぶ違ってきそうですね。
ただしお値段もだいぶ違っていて、1.5mで95,000円(税別)だとか。
切り売りのAC-7000が太さや絶縁体などが同じですから、自作派の方はこちらで作るのも良いかも。
ちなみに同社の電源タップが以前から気になっているんですが、こちらもリニューアルしたりしないのかなぁと。
内部配線にPC-TripleCを使ったりすると新しいんじゃないかな、と思って眺めています。