SAYAからコンパクトなUSB-DACヘッドフォンアンプ「DSA-X47」が発売になったようで。
H15.3×W44.8×D64.5mmとポタアン並みのサイズですが、USBバスパワー駆動の据え置き用です。
しかもUSB-DAC部分も流行りのハイレゾ対応ではなく16bit/48kHzまでという地味なスペックになっています。
その分シンプルになってるのか、WindowsやMacはもちろん、iPadなどでも対応できるそうで、半ポータブルな使い方が想定されているのかな。
ただ、iPadで使うならなおさら電源の問題もあるわけで、せめて給電用の端子は別途用意されていたらなぁとも思います。
そもそもBusPower Proのポータブル版みたいな製品が出てくれれば良いのですけどねぇ。
あと、USB端子はmini USBになってるのも若干注意が必要でしょう。
また、デジタル出力もあるそうで、これでUSB-DDCとして使うこともできるんだとか。
そうは言っても、さすがにハイレゾ対応なしではちょっとアピールが弱いですし、同軸デジタル出力、しかもなぜかミニプラグのL側出力というのはどうかなぁ。
スペックに毒されてしまってるのかもしれませんけど、方向性もイマイチ見えない印象も…。
あと、個人的には青いLEDランプが明るすぎな気もします。
ただ、ヘッドフォンアンプ部は凝った構成のようで、そこが最大のポイントでしょうか。
なぜか独立した2系統のヘッドフォンアンプを搭載していますし、ボリュームもアナログではなく、左右に倒すレバー式の面白い構造が独創的です。
限られた中で必要なところにコストを割いたという感じなのかなという感じで、販売もAmazon上の通販のみとなってるようで、なかなかお目にかかれない機種かと思いますが、なんとなく応援したくなるブランドです。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)