DP-77が再び修理に出かけて、今回は代替機も借りなかったですからSCD-777ESがメイン機となりました。
これまでの配置だとトップローディングのディスクセットがやりづらく、また動作音もやや目立っていました。
最初は47研究所の鹿革インシュレーターを久しぶりに見つけ出してきて敷いてみたのですが、音質的には温度感が上がり、グランカッサのキレも以前にも増して素晴らしくはなったのですけど、動作音にはいまひとつ効果はなかったようです。
それで結局我慢できず、DC-81と入れ替えてラックの棚板をひとまず外して(実際には下に敷いておきました)、SCD-777ESをバリバリに使いやすい配置に。
もちろんヒッコリーボードも下に敷きましたし、さらにはRCA-absolute-FM、POWER REFERENCE-TripleCも投入ですから、そりゃもう変わらないわけがありません。
こうやって配置してみると、いろんな意味で「機材の占める比率ってそこまで高くはない」んだなぁと。
もちろんクセのあるものは底上げのしようがないですし、そもそもの実力差がないとは言いませんが、それよりその機材に対する愛情とか力の注ぎ方次第の部分がかなりあるように思えてきます。
本来はプリアンプをもうちょっと下げても良いと思いますけど、DP-77の戻ってくる場所が(物理的にも精神的にも)なくなってしまう気がして、一応は仮設置ということにしてあります。
いつ戻ってくるか、ちゃんと治るのか分かりませんが、それまではこの体制で音楽を楽しむほうに注力したいと思います。
そのためにセッティングも微妙にリラックスできる方向に振っていってますが、そこはまた後日ご紹介しましょう。