MacBSの日常生活的日記

SENNHEISER HD800のイヤーパッド交換

先日のHIFIMAN Editon Xのイヤーパッド交換が期待以上に良い方向だったので、SENNHEISER HD800のイヤーパッドも交換してみました。

HD800は音質や快適さに定評がありますが、正直、イヤーパッドとヘッドバンドについては消耗品で痛みやすいと言われています。
約3年半ほど使っていましたが最近イヤーパッドがぺったんこになってきているなぁとは思っていました。

今回もイヤーパッドは純正品ではなく互換品をチョイスしました。
純正品は高価な上に入手性まで悪いので…。

イヤーパッドの取り外し、取り付けは意外とコツが要ります。
特に取り付けは思った以上にうまくいかず、縁の部分がややはみ出し気味になってしまいました。
そのあたりはやはり互換品の精度や品質による部分もあるのでしょう。

それでもなんとか取り付けるとここまでぺったんこにヘタっていたんだなぁと思い知らされます。
装着した際の快適さに関しては、新しいイヤーパッドの方が圧迫感が少なくて良いです。
古い純正のイヤーパッドの時は耳がヘッドホン本体に当たってしまうような感じすらありましたが、交換後は厚みがあって柔らかいので快適です。
音質に関しては特に悪くなったという印象はなく、低音が少し強調されて聴こえるバランスになったような気はします。
高音もクリアで伸びやかですし中域は少し控えめですが、それは元々のHD800の特徴でしょう。

ただ不思議なことに新しいイヤーパッドを付けた後もHIFIMANとは違って、なぜかHD800を使う頻度は増えていません。
理由はよく分からないのですが、手持ちの他のヘッドホンやイヤホンの性能が向上したのもあるでしょう。
出番としてはHIFIMANやUnique Melodyのほうが断然多いです。
一因としては使っているアンプ側の機材の影響をHD800のほうが受けやすく、イヤーパッドによる改善の幅が相対的に小さいからかもしれません。

というわけで、HD800のイヤーパッド交換は予想と反してHIFIMANほどの効果は得られなかった感はあります。
ただなにしろ傷んでいましたのでもう交換が必須な状態ではあったと言えるでしょう。
上流の強化や使う場所などはまたゆっくり考えるとして、ひとまず廉価に見た目が改善できただけでも良かったかなと思います。

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