某所でShelterの電源タップというのを見つけてゲットしてみました。
Shelterというとカートリッジが有名で、現行製品に電源関連製品はないんですが、タップに印字されている自体がそのものなので、過去に出たものだろうなと推測しました。
実際、ノイズフィルターを搭載した、もう少し大型のモデルは中古で見かけましたし。
もう一つ、良いなと思ったのがインレットでケーブルを選べる(というか付いてない)ので、いろんなケーブルと組み合わせて遊ぶチューニングするにはもってこいだろうと。
ひとまず、ACOUSTIC REVIVEのPOWER STANDARD-tripleC-FMを装着して、壁コンセントから電源を取りました。
プラグ部分は4口で、アンプ2台とDAC、パワーディストリビューターとつなぐにはちょうど良い数です。
これでパワーディストリビューター主体から電源タップをメインに移行できます。
なお、プラグ自体は松下製で、良くある壁コンセントを流用したものではなく、個別のコンセントを4つ並べた形です。
あと、内部にはRubyconのコンデンサっぽいものがインレットに並列に入っていて、これはノイズフィルター的な意味合いでしょうか?
さて、さきほどのとおり、アンプ2台、残りの機器はパワーディストリビューターの(電源スイッチのないフォノイコライザー以外は)FIXEDに繋いで鳴らしてみます。
一応、各ソケットは端子クリンで清掃してありますが、鳴らし始めはどうも濁った感じがありました。
最初はUSB-DDCからだったので、とりあえずCDに切り替えてみてもやや冴えがない感じです。
情報量はむしろ増えているようですし、素直な良さも感じられるから、おそらくどこかがネックになっているのだと推測しました。
そこでDACもタップに移動させると、高域の透明感が上がったものの、まだまだナローレンジ気味な傾向があります。
次はパワーアンプに使っているAPL-1が2P+アースの構成ですので、アース線をタップに用意されたアース端子に取ったところ、さらにスッキリして高域も伸び、音像もだいぶシャープになりました。
デジタル系はこれで基本的には満足できるレベルにはなったと思うので、あとは少しずつ見直していけば良いでしょう。
レコードのほうはまだ高域の鈍重さがあり、もう少し華やかさと軽やかさがあっても良い印象です。
念のため、カートリッジの針先を掃除してみましたが、やっぱりそれは関係ないようです。
デジタル系も含め、あと一歩、押し出しがあっても良いかなと思いますので、すでにいくつか改善策を考えてあります。
ただ、パワーディストリビューターでは3P端子が扱いづらいですし、限界も見えてきていましたから、基本的にはこのタップを中心にやっていこうかと思います。
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