今年の父へのクリスマスプレゼントを何にしようかとだいぶ迷いましたが、結局、SHUREのMMカートリッジ「M44G」にしてみました。
今年になってからアナログレコードに傾倒している父にはフォノカートリッジが最適だというのはすぐに思い浮かんだんですが、当初はDL-103やortofonなどの過去の名機をオークションなどで狙っていました。
ただ昨今のレトロオーディオ人気は結構なもので、以前に比べて高騰気味でなかなか落札できないんですよねぇ。
他にもMCトランスやトーンアームなどいろいろ物色してみたものの、クリスマスも迫ってきたこともあり、きっぱり諦めて新品にターゲットを切り替えた次第です。
M44GはDJ用を謳っていますが、1963年に発売されてもう50年も経つロングセラーモデルで当然、元々はDJ用だったわけがありません。
推奨負荷が今の製品とは多少違う(450pF)らしいというのも目にしましたが、そこは父が使っているAccuphase C-222のフォノイコライザーならロードキャパシタンスを切り替えられる(100pF,200pF,400pF)から本来の性能が引き出せるだろう、という思惑もありました。
あと、そもそも少し前に父が間違えてN44G、つまりこのカートリッジの交換針を買ってしまった、というのを聞いてたのが決め手になったわけですけどね。
残念ながらヘッドシェルは付属しませんが、ドライバーやヘッドシェルウェイト、リード線やブラシまでセットになってるのはやっぱり新品ならではです。
音の感想はまだちゃんと聞いていませんが、喜んでもらえたようです。
感想次第では私のアナログ再生環境でも候補にしようかと思いますが、どうも同じになるのがあまり面白くないのでSUMIKOなど、ちょっと違った路線に行っちゃうでしょうね、たぶん。