CDプレーヤーの弱さが露呈したので、これは買い換えないとダメか?と思ったのですが、物は試しとリビングで使っていたSONYのCDプレーヤー「CDP-557ESD」を持ってきてみました。
アルミダイキャストのドライブメカは今でも絶好調ですが、なにしろ1987年発売ですし、ちょっと重い(18.5kg)ので躊躇していましたが、CDトランスポートとしてはやはりかなりの実力のようです。
むしろ、デジタルケーブルの差もより明瞭に分かるくらいで、そこはCDプレーヤーの違いもさることながら、プリアンプが変わって細かな違いが非常に分かりやすくなったというのもあるようです。
最初はCHORD Signature Digital RCAを使っていましたが、これは高域の艶が美しいのが特徴的でした。
ただ低域の厚みがもう少し欲しく、ACOUSTIC REVIVEのCOX-1.0tripleC-FMにしたところ、こちらは骨太さが魅力です。
また、ATOLLの側の問題もあるのか、以前から好結果が出やすいAccuphaseの光ファイバーケーブルも安定感という点では耳障りも良く、捨てがたいものがあります。
ということで、ACOUSTIC REVIVE COX-1.0tripleC-FMとAccuphase LG-10の2本使いにして、使い分ける形にしました。
ちなみにリビングはMarantz CD-17Daを移動させたわけですが、こちらはARCAMのDACがしっかり個性付けしてくれるのと、アンプもLINN MAJIK-ILに強化されたこともあり、わりと良いバランスで鳴ってくれているようです。
これでCDプレーヤーは慌てて導入する必要はなくなりましたから、まずはMCカートリッジ、それからのんびりパワーアンプという順番で探していくことになりそうです。
そうは言っても出物次第では順番が変わってしまうかもしれませんけどね。
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