SONYのヘッドシェル「SH-160」を入手しました。
1975年頃に7500円もした高級シェルで、カーボンクラッドの上に薄いアルミを被せた構造になっています。
指掛けはカートリッジとシェルの間に挟み込む構造で、コレ自体はアルミだと思われます。
以前からカーボンのシェルはお値段にかかわらず好みな印象を持っていましたが、今回のSH-160もかなり良いです。
高域がかさつかないですし、全体に歪みが減る印象なのは静電気を逃がしてくれるからなのか、素材の音が出音に乗りづらいからでしょうか。
SONY XL-55に装着して当時の組み合わせにしてみましたが、たしかによりSONYらしい実直さみたいなものは強まる傾向ではあります。
重さは12.5gでやや重めもXL-55でも使いやすい範囲の重量です。
リード線にはPC-TripleC/EXを使っているので鮮度の点でも非常にグレードアップした感があります。
不思議とヘッドシェルの素材はカンチレバーのそれと類似した印象を持っています。
XL-55も複合構造ながら芯の部分はカーボンクラッドですし、ZYX Ultimate 100にも似た雰囲気は感じます。
SH-160はちょっとプレミア価格気味ですけど、SH-165ならまだ弾数がある分、入手しやすいかもしれません。
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