KLH4を追加してB&W Matrix 802 Series 2の弱点も見えてきて、先日は吸音材の調整をしましたが今度はスピーカーの位置を微調整することに。
前回、側壁にミュートパネルを配置するとずいぶん音が変化したことや、内側にむりやり置いたKLH4のほうが鳴りっぷりが良いところから考えてもちょっと側壁から離さないとダメかなというのが基本的なスタンスです。
これまではvandersteenを参考に、部屋の幅の1/7程度にするような感じでしたが、これを1/5程度にすることを目標にしてみました。
ただ内側にはKLHがありますからちょっと厳しいかなぁとも思ったのですが、スピーカー前方の中央で55.5cmくらい、横の壁から離す形になりました。
ちなみにカルダスセッティングだと部屋の幅の0.276ほど開けることになるのですが、そうすると72cmも離す必要があり、それは今のような部屋の縦使いでは到底無理ですね。
KLH4のほうはスピーカー中心でいうとまさにそれくらいになっていますけれども。
これでスピーカー間の距離は160cm程度、KLH4に至っては1mのほどになってしまいましたが、そこはRWL-3で広がりも出せていて問題なさそうです。
むしろ音像も明瞭になり、余計な反射は大きく減ってくれたように思います。
なお、リスポジまでの距離は2.3mほどですので、鋭角な2等辺三角形という感じになっています。
スピーカー自体の内振りは緩やかにして、RWL-3の左右のを前回同様、13cmほど内振りにして完了です。
効果としては前回の吸音材よりもこっちのほうが効果が大きかったくらいかもしれませんが、こればっかりには一つ一つの積み上げの上に構築されてくるものですからね。
まだまだもうちょっと対策を講じるわけですけれども、それはまた後日ご紹介しようと思います。
|