10/19発売のstereo 11月号にマクセルのカセットテープ「UD」60分が付録で付いてくるそうで。
UDというとエアチェック世代には懐かしいノーマルポジションの定番カセットテープです。
その後はハイポジのUDIIというのも出たので、ノーマルはUDIと名乗っていた時代もありましたね。
XL1、XL2なども結構良く使っていた記憶がありますが、私自身はAXIAとTDKが多かったかも。
今はメタルテープはおろか、ハイポジションのテープもなく、ノーマルポジションもmaxellでいえばURがあるだけです。
UDの復刻版というのも2016年くらいに発売されましたが、アレはあくまでも外観のみで中身のテープはURと同じだったと記憶しています。
今回のUDは磁性体を新たに開発したもので、周波数特性も当時のUDに近いものが再現されているのだとか。
評判が良ければ通常商品化も検討しているらしいですから、カセット愛好派はまず付録を買って需要を知らせないとですね。
記事もカセットに焦点をあててあるようで、以下のような内容らしいです。
特集
不滅のカセットテープ・リバイバル街頭インタビュー:大貫妙子(インタビュアー:天辰保文)
リペア・ハードの紹介・カセットが買える店
テープコレクターの実態
今カセットテープを楽しむために
付録テープでエアチェックを楽しもう
ムックでFMチューナーも出したから、というのもあるのか、エアチェックにも言及されているんですね。
ただカセットデッキのほうも現行製品では3ヘッドすらない状態ですし、リバイバルにはレコードよりは遠い道のりが待ち構えているような気はします。
ちなみに先日修理に出したNakamichi DRAGONはまだ修理中でして、付録のほうが先に出そうな感じです。
他にもCassette Deck 2やkenwoodのカセットデッキは持っていますし、古い未開封のテープもそこそこキープしてありますが、状態が当時のままとは限らないので、一本くらいは入手しておいても良いのかも。
付録付きということでお値段は特別定価1,540円とのこと。
最近はムックにするケースが多かったので本誌に付録が付くのは久しぶりな気がします。
通常号の10月号が税込990円でしたから、カセット単体は単純計算で550円ですから昔の定価と変わらないくらいですし、良心的な付録かなと思います。