毎年恒例のStereo誌1月号の付録ですが、今年はなかなか発表がなくて「もしかしたらないのかな?」と思っていましたが、どうやら「USBノイズフィルター」に決まったようで。
すでにAmazonなどでも予約が始まっていて表紙の写真が載っていて(年度が間違えて旧号のに表紙が載ってますが)、基板にはUSB-AとUSB-B端子メスがあり、USBケーブルの間に入る形で使うようです。
スイッチらしきものもあって良く見ると3段階の切り替えのように見えます。
基板にはACアダプタのソケットっぽいのもありますから、フィルター無し、フィルター有り、フィルター&電源外部供給といった具合でしょうか。
ACアダプターやUSBケーブルは付属するような記述はないし、雰囲気的にもなさそうなので、もしかするとそこは別ムックで対応したりするのかも。
製品としてはBusPower-Proに近いような内容(ACアダプターを付ければ)ですから、雑誌込みで税込3,000円ならまぁ試してみても良いのかなとは思いますが、やっぱり気になるのはUSBケーブルが2本必要というところでしょう。
以前のHiVi付録のUSBケーブルみたいな短いのを持ってたら扱いやすいでしょうけど、長いケーブル2本では延長ケーブルみたいになってしまって効果も薄まるような…。
あと、「こんな付録、欲しくない」という層もこれまでより多くなると思うんですよね。
付録の出来云々の話ではなく、今回のだとパソコンとUSB-DDC/DACを持っている人限定なわけですから、PCオーディオ誌ならともかく、通常のオーディオ誌にしてはちょっと偏りすぎかなと。
まぁ私が想像していたフォノイコライザーだってアナログプレーヤーがなければ意味がないわけで、付録をオマケの範囲に収めるには程よい内容なのかもしれません。