• 108月

    2016年から使ってきた電子針圧計の電池がぼちぼち減ってきつつあったので、この際に新調してみることにしました。

    ちゃんとしたオーディオメーカーのものに変えることも考えましたが、正直母体となるスケール部分は流用っぽいものがほとんどですし、以前のも壊れたわけではないのでもう一台買って精度を相互で確認すれば良いかなと。
    以前のものはボタン電池(たしか2xLR44)だったので、新しいのは単4電池で動くというのも追加しようと思った理由のひとつです。
    なお電池は付属のものではなく充電池を入れました。(Amazonベーシックのだと電池収納部がわりとキツキツでした。)

    今回のものは100gまで測定できて精度も0.005gらしいですが、本当にそこまで信用できるとは思ってないです。
    針圧としてはできれば0.05g、最悪で0.1g以内くらいなら十分でしょう。
    元々のもので2.0gに設定してあったSONY XL55Proをそのまま新しい針圧計で測ってみたところ、ぴったり2.000gをさしました。
    ピッタリ過ぎてちょっとインチキくさいくらいです。

    まあこれでどっちも私が望むくらいの精度はあるようですし、トーンアーム側の目盛りでの合わせも大きな誤差はまだないみたいです。
    ちなみにSAEC WE-407/23は内周に入るにつれて針圧が微妙に加算されていく仕組みもあるので、そこも加味して考える必要はあります。

    今回の針圧系は操作がタッチパネル式になっていて便利そうですけど、以前のよりは故障しやすそうな雰囲気はあるかも。
    最初は保護フィルムが貼ってあってこれを貼ったままでも一応操作は可能でした。

    本体はかなり薄く、予想以上に薄い缶の中に入っています。
    収納用の布ケースみたいなものは別途用意されてはいないので、この缶に入れて保管するにはちょっとかさばるかな。
    検査用の重りも20gあって重いので、これも5gくらいでも良いのでは?という気はします。
    粉を乗せる皿みたいなのも付属するので元々はなにか別用途のものを流用してるんでしょうけどね。

    針を載せる部分はアルミニウムで非磁性らしいので、ちゃんとカートリッジのことは配慮されていると思われます。
    保証もそこそこ長いですし、価格もオーディオアクセサリーとしては廉価なほうですから持っておいて損はないかなと思います。

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    Filed under: Audio
    2024/08/10 12:00 pm | No Comments

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