TAGO STUDIOのヘッドホン用ケーブル「T3-CB21」を追加してみました。
実はちょっと勘違いしていてヘッドホン側が2.5mmかと思っていたのですが、実際には3.5mmでした。
2.5mmだったらHIFIMAN Edition Xにと考えていたんですけど、今回は同じHIFIMANのHE400iに。
音傾向はフラットな印象で、かといって生真面目になり過ぎず、ヘッドホンの素性を活かす雰囲気のようです。
そもそもHIFIMANの付属ケーブルはややクセが強い傾向があると思うので、それが普通になっただけとも言えますけどね。
変更予定だったEdition Xとはかなりランクが異なるHE400iですが、比べてみるとやはりEdition Xのほうが空間は広いし鮮度もあります。
楽器の音色もしっかりしていて、とりわけ低域の自然な伸びはやはりヘッドホン自体の格の違いがあります。
とりわけ最低域だけはユニット自体の違いも大きくて勝ち目はありませんが、程よい穏やかさと音像のシャープさがあって、かなりケーブルで底上げできた印象はあります。
HIFIMAN Crystalline Silver Cable−6.35mm Plugはヘッドホン側を3.5mmに変更してますので、これとケーブルどうしの比較をしてみますと、Crystalline Silver Cableは空間の広がりがあってEdition Xと似た雰囲気になり、ややリスニング寄りなバランスです。
余韻が強調され、ダンピングファクターが下がったような感覚もあります。
そこでT3-CB21に戻してみますと、低域はやはり少し弱くなりますが、中域がしっかりして主旋律が追いやすいです。
中高域がやや華やかで、かなりブライトな印象があり、モニター的で生真面目なのはやはり国産っぽいところでしょうか。
また音圧も上がるので、ケーブルによるロスも少ないのではないかと思われます。
HE400シリーズだと価格的に安いこともあってケーブルを交換するメリットはそこまで大きくない気もしますが、取り回しも良いですし、もう少し素直な音質にしたい場合には良い選択肢かと感じました。
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