左右の偏りの原因を調べた時にB&W Matrix 802 Series 2のヘッドユニットとの接続部の接触が疑われたのもあって、端子クリンのφ1極細クリーナーキットをゲットしてみました。
フォロワーさんが真空管のプラグやピンの清掃に使われていて非常に効果が高そうだったのも導入した理由です。
セット内容は以下の通りとなっていて、φ1細穴クリーナーだけでなく、ひと通りのオーディオ端子系のものが揃ってるのも便利です。
φ1細穴クリーナー×4個
RCAジャックφ1細ピン用×2個
SPバナナ用×1個
コンセント、プラグ用×2個
RCAやコンセント用はオーディオイベントで体験版をいただいて使ったことがあり、これもかなり効果的でした。
綿棒や紙などと違って内部に破片が残ってしまうようなこともないのが良いですね。
もちろんあまり無理に回転させたり長期間使い続けたりすれば良くないので、わりとぶ厚めな付属の説明書をちゃんと読んで使うことをオススメします。
φ1細穴クリーナーについてはアンテナ端子や真空管、トーンアーム周りなどのDINプラグなどで使用が薦められています。
たしかにちょっと年季が入ったトーンアームケーブルではかなり効果がありそうですね。
私の場合はやっぱり先日のスピーカー内の端子で使ってみることにしました。
小さめで綿棒は入らないですけど、この細穴クリーナーは楽々入っていきます。
写真には写してないですがこの反対のオス側の周囲も同様に清掃して、スッキリです。
汚れ具合は前回、ECI-50と付属の細い綿棒で清掃済みでしたから、それほど汚れは残っていませんでしたけどね。
あとはバナナプラグもついでにクリーニングして完了です。
見た目からするともっと安くても良いような気分になるところはありますが、その効果は下手にケーブルを買い替えたりするより余程効果が大きいケースも多いと思います。
私はECI-50と併用していますが、オプソルではスリーボンド電子機器クリーナーとの併用が推奨されています。
接点復活したい場合とクリーニングのみで、うまく使い分けるのが良いかもしれません。